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2007年7月31日(火) <第1941号>

                    − リーダーシップとは何か −

今回はご一緒に組織における7つのリーダーシップを学びましょう。

【10】もしも、サポータータイプがリーダーだったら?
1.もしも、サポータータイプがリーダーだったら、決めることを決めます。
サポータータイプのリーダーの最も大きな問題は決断が遅れることです。「合意」を大事にするサポーターですから、どうしてもほかの人の意見を聞きすぎてしまいます。まずはサポータータイプのリーダーは「決めることを決める」ことです。

サポータータイプのリーダーは頭では決断しなければならないと思っていても、なかなか気持ちがついていかず、結局決断が遅れることがあります。どのようにすればサポータータイプに迅速に決める習慣を持たせることができるでしょうか?

2.もしも、サポータータイプがリーダーだったら、ネガティブ・フィードバックをします。
リーダーはときにメンバーと向かい、相手にとって耳が痛い、ひょっとしたら関係に亀裂が入るかもしれないネガティブなフィードバックも直言しなければなりません。

ネガティブなことを伝えれば、「合意」というサポータータイプが手にしたい状態から遠ざかってしまいます。その結果として組織のほつれは見逃され、淀みが現れます。リーダーであるならば、そうした自分の欲求を脇に置いて、メンバーに伝えるべきことを伝えなければなりません。

3.もしも、サポータータイプがリーダーだったら、新しい物語を創り出します。
組織には創造、維持、破壊のプロセスが必要です。創りあげ、保ち、そしていったんそれを壊し、また新しいものを創りあげます。こうした状況にあるサポータータイプのリーダーに対しては、「あなたはどうしたいのですか?」という質問をします。徹底的にこの質問をします。

<バックナンバー>
【00】はじめ
【01】あなたは『物語』が作れますか?
【02】あなたは『決断』ができますか?
【03】あなたは『伝達』ができますか?
【04】あなたは『ミッション』を持っていますか?
【05】あなたは『要望』ができますか?
【06】あなたは『承認』ができますか?
【07】あなたは『質問』をしていますか?
【08】もしも、コントローラータイプがリーダーだったら
【09】もしも、プロモータータイプがリーダーだったら?


                                                  … つづく …

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