2007年8月1日(水) <第1942号> − リーダーシップとは何か − 今回はご一緒に組織における7つのリーダーシップを学びましょう。 【11】もしも、アナライザータイプがリーダーだったら? 1.もしも、アナライザータイプがリーダーだったら、決断のスピードを上げます。 アナライザータイプは正確に事を成しとげようとするあまり、決断が遅れることがあります。機を逸してしまえば取り返しのつかないことはたくさんあります。ある程度のところで見切り発車ができるようなマインドセットが求められます。 どうしても情報がなければ動けないようであれば、自分にはどのような情報があればスタートを切れるのか棚卸しをしてもらい、いち早くその情報にアクセスするように要望します。 2.もしも、アナライザータイプがリーダーだったら、全体を俯瞰します。 アナライザータイプは自分の専門性を大事にするタイプです。自分は人にはできないこれができる、これが自分の領域である、これが人に侵されたくないテリトリーである、そんなふうに考える傾向があります。 ゆえに、リーダーという役割を担ったときにも、全体像を見ずに自分が専門性を持った分野に細かく入っていってしまいます。 3.もしも、アナライザータイプがリーダーだったら、プレゼンスを意識します。 アナライザーは人前で話すときに、あまり身ぶり手ぶりを使わず、声にも抑揚をきかせずに、表情もフラットで語ることが多いです。自分が描いた物語をより効果的に伝えるために、身振り手振りなど必要があります。 いきなりアナライザータイプにプロモータータイプをやれというのはうまくいきませんが、部分的に声のトーンを変えさせる、要所要所で身ぶり手ぶりを使います。 <バックナンバー> 【00】はじめ 【01】あなたは『物語』が作れますか? 【02】あなたは『決断』ができますか? 【03】あなたは『伝達』ができますか? 【04】あなたは『ミッション』を持っていますか? 【05】あなたは『要望』ができますか? 【06】あなたは『承認』ができますか? 【07】あなたは『質問』をしていますか? 【08】もしも、コントローラータイプがリーダーだったら? 【09】もしも、プロモータータイプがリーダーだったら? 【10】もしも、サポータータイプがリーダーだったら? … おわり …
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