2007年6月1日(金) <第1882号>
− コーチングは誰のために −
コーチングに向いている領域とコーチングに向いていない領域があります。
【03】「何」を扱うのか
営業能力は高いが、営業プレゼンテーションは苦手な営業マンSさんがいます。
<能力は高い>が<重要度・難易度が低い>
この領域はコーチングの不要な領域です。
営業能力の高いSさんが、簡単なプレゼンや営業をする場合です。
「Sさんに一任するから、思うようにやってくれ」
<能力は低い>が<重要度・難易度が高い>
もともと知識、技術、能力が低いので、コーチングには向かない領域です。
手取り足取りのティーチングが必要です。OAスキルの低いSさん、急ぎ、重要なプレゼンテーションに使う営業の複雑な資料をエクセルを使って作成する場面を想像してください。
<能力は低い>が<重要度・難易度が高い>
コーチングとティーチングの組み合わせが機能する領域です。
OAスキルの低いSさんがクライアントの一覧表をエクセルで作成しています。多少時間がかかったり失敗しても許せます。
ティーチングですべて教えてしまうのではなく、コーチングを取り入れて、Sさんが試行錯誤(自分で考え、自分で行動し、結果に責任を持つ)しながら、新たな行動が生まれます。
コーチングはクライアントの生産性、収益性の向上に向けらています。したがって、「ダメージからの回復」、「ダイエット」、「恋愛、結婚」などは生産性、収益性の向上に直接関係のないテーマでコーチングには適さないです。
… つづく …
− 読み・書き・そろばん(計算する)の『書く』 −
【03】人物紹介をする
− パンフレットを作りましょう −
<見つける・集める>
1.企画を立て、情報を集めます。
(1)紹介する人物を決めます。
(2)伝える内容を考えます。
1)自分の立場から
2)友達の立場に立って
(3)計画を立て、情報を集めます。
<深める・整理する>
2.情報を整理します。
・情報を取捨選択し、類似点からグループにまとめます。
・詳しく取り上げるもの、まとめて簡単に紹介するものなどに分けます。
3.紙面構成を考えます。
<まとめる・伝え合う>
4.下書きをし、パンフレットを作ります。
(1)タイトルや見出しを工夫します。
宣伝や広告などで、読み手の心を引きつけるように工夫された印象の強い短い言葉(キャッチコピー)を考えます。
(2)下書きをします。
参考にした文献や資料などは、出典を明らかにします。
(3)パンフレットを完成させます。
5.発表して感想を伝え合います。
… つづき …
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