2007年5月29日(火) <第1879号>
− コーチングは誰のために −
コーチングに向く対象と向かない対象をはっきり認識し、それぞれに合った最適な対応をすることが大切です。
【01】「誰」を扱うのか
どのような要素を持った人がコーチングから高い成果を得るのでしょうか?
コーチングが機能する領域を考えると、コーチングの対象をみるには2つの軸があります。
1.「目標と現状のギャップの明確度」
2.「決断できる範囲」
<目標と現状のギャップが明確になっている人>で<コーチングの成果が高い人>
(1)経営者
(2)ミドルマネージメント
<目標と現状のギャップが明確になっていない人>で<決断できる範囲が狭い人>
現状認識が甘い経営者や目標設定の曖昧なマネージャーには特徴があります。
1)目標が抽象的である。
2)スローガンを目標だと思っている。
3)部下とのコミュニケーションが悪く、現状把握がうまくいっていない。
<目標と現状のギャップが明確になっている人>で<決断できる範囲が狭い人>
目標や現状、ギャップははっきりしているが、日々やることが決まっていて、自分で決断できる範囲が狭い人たちです。
1)新入社員
ただひたすら、自分で決断できる範囲を広げること、被害者的にならずに自分で決めて実行して責任をとるようにすることです。
… つづく …
− 読み・書き・そろばん(計算する)の『書く』 −
【01】論理的な文章を書く
<手順>
1.論文の具体的なテーマを明らかにし、結論を短く説明します。
2.どうしてそのようなテーマを取り上げたのか、どのような問題があるのか、問いかけます。
3.そのテーマについての一般的な意見を説明します。
4.問いを検討し、自分の主張が一般的な意見とどう違うか、具体例をあげつつ説明します。
5.要点をわかりやすくまとめます。
<一文ごとにわかりやすくするテクニック>
1.短い文にして修飾語をあまり使わず、主語・述語の関係をはっきりさせます。
2.こそあど言葉をできるだけ使わずに説明します。
3.「だから」「なぜなら」「しかし」といった接続詞を利用して前後の文の関係を明らかにします。
… つづく …
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