2007年5月13日（日） <第1863号>

日本という愛してやまない国の先行きを案じる

しかしながら、戦後62年を振り返り、私が放たれ小僧であった昭和30年代を思い出すとき、豊かさの裏側で、ほんとうに大切な日本の文化や伝統、精神が忘れられているのでないか？もしかしたら、豊かさを手に入れたときから、「働くことが生きる証である」という生きる目標(生きがい)を失った若者を生み出す土壌を生み出してしまったのではないか？

豊かさを追い求めることは正しいと思うが、それには人を尊敬することや人を信頼することなどが求めれます。こどもたちに親よりは豊かになってほしいと願うまえに清貧さを伝える必要が親にはあります。

子どもの数だけ子ども部屋を与えることが正しい子育てではないのです。小部屋など与えずに、リビング室で母親が家事をしている姿を横目で見ながら、母親の声がけにいつも自分は見られていると感じながら宿題を解いている環境のほうがずっと学力も上がります。

日本国民は一人では生きていけないのです。「おたがいさま」のように隣近所が助け合い、信頼を寄せ、お年寄りには尊敬の念を忘れないのが日本国民なのです。

平穏な日常生活のなかに幸福感を求めてきたのが戦後の日本だと思います。でなければ、あの太平洋戦争で命を落とした多くの日本国民に申し訳ができないのではないか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…　つづく　…

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−　対人認知ゲーム　−

【06】対象者と時間
新入社員・・・△
監督者・・・○
中堅社員・・・○

1ゲームは30分から60分程度です。講義を組み込んだ場合でも90分程度で押さえます。

準備する教材はシート程度。グループ編成は5人から6人くらいです。

＜バックナンバー＞
【01】はじめに
【02】ゲームの内容
【03】ジョハリの窓
【04】5面分析
【05】期待できる効果

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