2007年4月24日(火) <第1844号>
− 新入社員の自己主張 −
<新入社員が上司に求めること>
今年もまた、各社が新入社員を迎えています。仕事のマナーや働く際の心がけなど、上司が新入社員に気をつけてもらいたいこと、仕事面・精神面など、新入社員が先輩や上司に求めたことはどんなことだったでしょうか。
新入社員は上司に対して、「的確なアドバイスをしてほしい」、「指示ははっきりとしてほしい」、「説明するときには全体的な流れから説明してほしい」などと考えています。また、「間違っていてもなぜそう考えたのか理由を聞いてほしい」、「部下の教育を放棄しないでほしい」とも思っています。
【02】アサ−ティブな人は
セルフトーク(内的な言葉)を使います。
「次はやれる」
(間違いを犯したとき)
「私は有能だからできた」
(困難を乗り越えたとき)
「今回はうまくいかなかったけれども、次にうまくいかせるにはどうしたらいいだろう」
(失敗したとき)
<アサ−ティブな態度を持つ人の特徴>
・人を傷つけたりしない。
・自分だけ評価を受けることに関心がない。
・「あなた」というより「私は」という表現を使う。
・「絶対に」「決して」「必ず」などの極端な表現を使わない。
・人の人格ではなく、行動を見ている。
・自分が望むことについて相手に伝えている。
・相手の言うことを敬意を持って聴いている。
[演習1]
木村課長は京香さんに、明日の会議までに資料を作成することを依頼しました。しかし、京香さんの仕事ぶりをみるところ、取り組んでいない様子です。おまけに夜誰かと約束をしているらしく、帰る準備をしています。木村課長は資料が間に合うか気になっています。
さて、木村課長は京香さんに何と言いますか?
[演習2]
田中さんは草薙課長と仕事のやり方に関して意見が合いません。田中さんは草薙課長に提案をしたいのですが、頭ごなしに否定されてしまいます。
田中さんは草薙課長に対して、アサ−ティブに意見を言うためには、どんな点に留意し、どのように言ったらいいでしょうか?
<バックナンバー>
【01】アサ−ティブネスとは
(コーチ 小江戸)
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