2007年4月23日(月) <第1843号>
− 新入社員の自己主張 −
<はじめに>
私たちは仕事で手に入れたいと望んでいるものを手に入れるために、行動を起こします。
その行動過程で避けて通れないのが、自己主張(自分の考えていることを主張すること)です。
「相手の権利を守りながら、自分自身のニーズ(欲求)を満たす。」
これが『アサ−ティブである(アサ−ティブネス)』ということです。
【01】アサ−ティブネスとは
自分と相手を尊重する自己主張の方法です。
Q.あなたは自分が思っていることを直接的に表現していますか?
Q.あなたは自分が望んでいることを端的に相手に伝えていますか?
それを実現させる能力はどれくらいありますか?
Q.あなたは自分の考えを主張することについて、どのようなイメージを持っていますか?
Q.あなたは自分の考え方を積極的に相手に伝えることができますか?
Q.あなたは友人や職場の同僚からの理不尽なリクエストを断ることができますか?
Q.あなたは必要なときに相手の援助を求めることができますか?
Q.あなたは相手がよりよい問題解決策を持っていれば、すぐに相手の意見を受け入れることができますか?
Q.あなたは相手と意見が異なるとき、自分の考え方をすぐに伝えることができますか?
Q.あなたは自分の考えていること、感じていること、思っていることを直接的に正直に伝えていますか?
Q.あなたは初対面の相手には自分から話かけていますか?
アサ−ティブネスとは、相手を自分の思いどおりに動かすことや相手を言い負かすことを目的としたものではなく、自分の思っていることを建設的に相手に伝えることで、「自分も相手も大切にする」こと、すなわち、「自分と相手を尊重する自己主張の方法」です。
(コーチ 小江戸)
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