2007年4月14日(土) <第1834号> − さまざまな人たちとの対話 − 今月はコミュニケーションの約束事とコミュニケーションの現状を見ていきます。 対話の目的は、対話とコミュニケーションを理解し、その可能性を広げることにあります。 【15】チャンク(chunk かたまり)する (1)チャンクダウン(chunk down かたまりをほぐす) 具体的に行動が起こせるレベルまで落とすことです。 「明るく振る舞う」をチャンクダウンすると、 「笑顔を見せる」「声を大きく」「声のトーンを高く」「すぐに行動する」「挨拶を自分からする」になります。 (2)チャンクアップ(chunk up かたまりをつくる) 大まかな方向が示されている情報を作り出すことです。 「明るく振る舞う」をチャンクアップすると、 「前向きに、明るく生きる」「親密な関係」「先見性」「思いやり」「社員を大事にする」になります。 (3)チャンクアップとチャンクダウンを使い分ける 「前向きに、明るく生きる」(チャンクアップ) --->>>「声を今の倍出す」「今日は自分から挨拶をする」(チャンクダウン) 「親密な関係」(チャンクアップ) --->>>「風呂に一緒に入ること」(チャンクダウン) 「先見性」(チャンクアップ) --->>>「ヤマをかけること」(チャンクダウン) 「思いやり」(チャンクアップ) --->>>「お金を1万円貸してあげること」(チャンクダウン) 経営者はヴィジョンを持ち(チャンクアップ)、それに基づいて事業計画を作り(ミドルチャンク)、 その事業計画を具体的な行動のレベルに落とす(チャンクダウン)必要があります。 「当事者意識を持った会社にする」(チャンクアップ) --->>>「今日は100万円売る」(チャンクダウン) <バックナンバー> 【01】コミュニケーションを広げる 【02】コミュニケーションの約束事 【03】コミュニケーションにおける距離感 【04】コミュニケーションの事例(その1) 【05】コミュニケーションの未完了をもたらすもの(その1) 【06】コミュニケーションの未完了をもたらすもの(その2) 【07】コミュニケーションの事例(その2) 【08】コミュニケーション環境の整備 【09】コミュニケーションの未完了を完了させる 【10】コミュニケーションにおける人間関係を築く 【11】コミュニケーションのイメージをつくる(その1) 【12】コミュニケーションのイメージをつくる(その2) 【13】行動を起こす対話 【14】大切なことを聴き取る (コーチ 小江戸)
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