2006年9月15日(金) <第1623号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − 従業員が思わず、"あっ、そうか!"とうなずく社長の一言があります。 "道邇しと雖も行かざれば至らず、事は小なりと雖も為さざれば成らず" 近いところへも進まなければ到着しないし、簡単なことでもやらなければできません。 実行することが大切であるという意味です。 何事も始めなければ、結果は出ません。 これは当たり前ですが、実は、この諺は、怠慢な人物は人より優れることなどできない、 というたとえでもあります。 明らかに実力のない上司の下では、部下は働けないのです。 つまらない家柄を誇っても、人間の中身は成長しません。 また、実力や人望の伴わない、単なる世襲やコネの人事は、企業の地力を伸ばしません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【重要漢字】 - ……………………………………………………………………………………… <芸術> 21.芥川は『今昔物語集』をソザイにして多くの短編を書いた。 22.大胆で力強い生命表現がロダンのチョウコクの魅力だ。 23.新奇なイショウを凝らした絵画が最近の流行である。 24.酒を愛した唐の詩仙李白のインリツに富んだ詩が好きだ。 25.この劇に登場する人物や事件はすべてカクウの存在だ。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。 【12】不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 【13】どんな天才的な画家でも最初はモホウから始める。 【14】パリのノートルダム寺院はゴシック建築のテンケイだ。 【15】ピアノ独奏曲をカンキョウの赴くまま一気に書き上げた。 【16】彼は西欧美術、ことに絵画史についてゾウケイが深い。
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