2006年9月10日(日) <第1618号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − 従業員が思わず、"あっ、そうか!"とうなずく社長の一言があります。 "修身善を為し一言則ち之を破る" 一生かかって善行を重ねてきても、不注意な一言ですべて台無しになりかねないときがあります。言動にはあくまで慎重であるべし、という意味です。 契約の場で説得力を出すためにも、能率をあげるためにも、職場の緊張感がものをいいます。引き締まった環境を作るために、日頃の戒めと、経営者が範を示すことです。 「百日の説法屁一つ」とも言います。だが、あまりに厳しい戒めは、かえって働きづらくします。要点をシッカリと締め、ゆとりと厳しさのメリハリをつけること、これが本当の緊張感を作ります。また、長年の社員のやる気をたった一言でなくしてしまうこともあります。 部下との関係作りには、特に慎重な心遣いが必要です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【同音意義】 - ……………………………………………………………………………………… 26.不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 27.私小説は作者の心情をヒョウハクしたものが多い。 28.西行、芭蕉などは旅に生きたヒョウハクの作家だ。 29.家を借りるためには身元をホショウする人が必要だ。 30.国連は世界の安全をホショウするための機関である。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。
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