2006年3月16日(木) <第1440号> 2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」 − あなたも12週間でリーダーになれる! − 『同じ言葉を繰り返す』 コーチングの基本的な哲学は「安心感で人を動かす」というものです。 より親密感を増すためには、相手に安心感を与えることです。 相手に安心感を与える非常に強力な方法は相手の言った言葉と同じ言葉を繰り返すことです。 部下が「最近仕事に力が入らないんです」と言ったら、 「仕事に力が入らないんだね」と繰り返します。 「仕事の量がとても多くて期日までにはやり切れません」と言ったら、 「やりきれないんだ」と繰り返します。 「それは君の能力の問題だ」と言ったらそこで終わってしまいます。 同じ言葉を繰り返して安心感を与えてから、その仕事が君にしかできないことを言ってもいいし、今の仕事のやり方を聞き出してもっと能率の上がるように仕事の改善提案をしてもいいでしょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【54】賢い親になろう(2) - ……………………………………………………………………………………… − 一日一言『ありがとう』と言いましょう − 子どもに依頼しましょう。 子どもは他人が困っているときに周囲の大人がどのように反応するかを見ていて、 それを自然に学習していました。 子どもは家族の中で居場所を見いだし、自分が必要とされていることを実感しました。 子どもが一番貢献度を感じるのは親の仕事を手伝ったときでした。 子どもにちょっと出かけるから留守番してほしいとか、 帰りが遅くなるからお米を研いでおいてくれないかなと、 依頼の形でいえば、子どもは協力してくれました。 子どもは家事を手伝うのが好きなのでした。 親が子どもにいってはいけない三大禁句がありました。 全て命令口調になっていました。 「だめ」 「早くしなさい」 「がんばりなさい」 <バックナンバー> 【00】「今日一日は人を幸せにしよう」 【01】「心の機敏を知ろう」 【02】「言い争いを避けよう」 【03】「自分の弱さに気づこう」 【04】「何であっても『ありがとう』と言おう」 【05】「知らない話だから耳を傾けよう」 【06】「心を動かそう」 【07】「『ありがとう』の言葉で人を元気にしょう」 【08】「『ありがとう』を心のバロメーターにしよう」 【09】「人に声をかけよう」 【10】「自分と人とを比べないようにしよう」 【11】「一瞬の笑顔で元気にしょう」 【12】「死ぬほど苦しい思いをしよう」 【13】「自分を好きになろう」 【14】「勝ちを相手に譲ろう」 【15】「やわらかく生きよう」 【16】「今に生きよう」 【17】「憎しみにとらわれないようにしよう」 【18】「自分に負けてみよう」 【19】「豆腐のごとく生きよう」 【20】「自分を守る手段を身につけよう」 【21】「受け入れがたいことを受け入れよう」 【22】「目からウロコを落とそう」 【23】「教え教わろう」 【24】「紙一重になろう」 【25】「『してもらう』意識を持とう」 【26】「どんどん人に会おう」 【27】「『いただきます』と『ごちそうさま』を言おう」 【28】「周りの人を明るくしよう」 【29】「自分の身を守ろう」 【30】「それなりに幸せになろう」 【31】「どんな人にも『ありがとう』を言おう」 【32】「人の話を聴こう」 【33】「ほんとうの自分に立ち戻ろう」 【34】「相づちを打とう」 【35】「共感しよう」 【36】「聞き上手になろう」 【37】「パフォーマンスを出してみよう」 【38】「自分の可能性を信じよう」 【39】「説得しよう」 【40】「言葉を選ぼう」 【41】「チャレンジしよう」 【42】「ライフスタイルを変えてみよう」 【43】「共感性をもとう」 【44】「子どもたちを見守ろう」 【45】「リーダーシップをとろう」 【46】「コミュニケーションをとろう」 【47】「影響を及ぼそう」 【48】「ずっと成長しよう」 【49】「別れないでいよう」 【50】「相手に好かれよう」 【51】「笑顔で接しよう」 【52】「当たり前のことを当たり前にしよう」 【53】「賢い親になろう(1)」
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