2006年2月1日(水) <第1397号> 2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」 − あなたも12週間でリーダーになれる! − 人材と企業には相関関係がありました。 「伸びる人材」 中小企業にとって優秀な人材を採用する最高のチャンスでした。 しかし、面接だけではどのような人材か分からないのが人材採用の難しいところでした。 しかも一度採用したら簡単に辞めさせることはできませんでした。 それだけに慎重にならざるを得ないのが実情でした。 どうせ採用するのであれば、会社に貢献してくれる人材をと望むのは同然でした。 会社に貢献する人は自ずと出世をしました。 出世する人とは入社して「伸びる人材」でした。 では、伸びる人材とはどんなタイプなのでしょうか? その人材を見極めるにはどうすればよいのでしょうか? (明日のコラムで私見を申し上げます) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【23】教え教わろう - ……………………………………………………………………………………… − 一日一言『ありがとう』と言いましょう − どんどん盗まれましょう。 人は、自分にはない知識や能力をたくさん持っていました。 だから、私たちはお互いに先生と思い、師匠と思って、つきあいをしていました。 私たちは「教える人」と「教わる人」とを比べて、教える人は立場が上で、 教わる人は立場が下、と考えがちでした。 「我以外皆我師」とはお互いに「ありがとう」と言い合える関係でした。 「教え教わる」というのは、とても奥の深い世界なのでした。 職人の世界では、「学ぶより盗め」といわれていました。 「盗む」のはそれだけ仕事への情熱が旺盛であるということで、 こちらから教えなくても、ひとりでどんどん学んでいきました。 教えなければ学べない人に比べれば、はるかに仕事を覚えるのが早いので、 「教えたい」のであれば、「教える人」になるよりも「盗まれる人」になって、 どんどん盗まれましょう。 <バックナンバー> 【00】「今日一日は人を幸せにしよう」 【01】「心の機敏を知ろう」 【02】「言い争いを避けよう」 【03】「自分の弱さに気づこう」 【04】「何であっても『ありがとう』と言おう」 【05】「知らない話だから耳を傾けよう」 【06】「心を動かそう」 【07】「『ありがとう』の言葉で人を元気にしょう」 【08】「『ありがとう』を心のバロメーターにしよう」 【09】「人に声をかけよう」 【10】「自分と人とを比べないようにしよう」 【11】「一瞬の笑顔で元気にしょう」 【12】「死ぬほど苦しい思いをしよう」 【13】「自分を好きになろう」 【14】「勝ちを相手に譲ろう」 【15】「やわらかく生きよう」 【16】「今に生きよう」 【17】「憎しみにとらわれないようにしよう」 【18】「自分に負けてみよう」 【19】「豆腐のごとく生きよう」 【20】「自分を守る手段を身につけよう」 【21】「受け入れがたいことを受け入れよう」 【22】「目からウロコを落とそう」
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