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2006年2月2日(木) <第1398号>

       2006年新春特集「コミュニケーション・リーダー養成講座」

                − あなたも12週間でリーダーになれる! −

伸びる人材とはズバリ、『素直な人材』でした。

素直な人は周囲の人の教えをそのまま受け入れるからどんどん吸収しました。
周囲からかわいがられ、教える側もさらに積極的に教えるようになりました。
同年代の人材より吸収する量と質に差がつき、どんどん成長しました。

そして、同期でも一番出世しました。

一番出世した人の最高峰が社長であるから、会社の序列の本質は「実力序列」でなく
「素直序列」だと言えました。素直な人材が社長のいすに座り、素直な会社を作り、
伸びる会社となりました。先人から経営を学ぶには素直でなければ学べないのでした。

先人が黒い紙を指し「これは白です」と言った時、真剣に白い紙として見る素直さが
なければそこで成長は止まりました。また、経営は学べないことになりました。

     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       - 【24】紙一重になろう -
     ………………………………………………………………………………………
− 一日一言『ありがとう』と言いましょう −

「人と人との関係のルール」を守りましょう。

自分の将来を導いてくれた教師(教師と生徒の関係)、仕事の厳しさを教えてくれた
上司(上司と部下の関係)、どんなことがあろうとも最後まで自分をかばってくれた
両親(親と子の関係)など、人と人とが「強い絆」で結ばれていればいるほど、
「ありがとう」と「バカやろう」は、実に紙一重でした。

相手がどんな人であろうとも、人と人には守らなければならないルールが
少なくとも3つありました。
・他人のプライベートに足を踏み込まない
・他人をアテにしない
・よけいなおせっかいをしない

私の教え子なんだから、私の部下なんだから、私の子どもなんだからと、
「勉強以外のこと」にああだこうだ、くちばしを挟んでみたり、自分がやりたくない
仕事を部下に押しつけたり、子どもの部屋に忍び込んで子どもがつけている
日記帳をめくってみたりしないことでした。

人間関係、特に近しい関係においては「人と人との関係のルール」を
踏み外さないことでした。

<バックナンバー>
【00】「今日一日は人を幸せにしよう」
【01】「心の機敏を知ろう」
【02】「言い争いを避けよう」
【03】「自分の弱さに気づこう」
【04】「何であっても『ありがとう』と言おう」
【05】「知らない話だから耳を傾けよう」
【06】「心を動かそう」
【07】「『ありがとう』の言葉で人を元気にしょう」
【08】「『ありがとう』を心のバロメーターにしよう」
【09】「人に声をかけよう」
【10】「自分と人とを比べないようにしよう」
【11】「一瞬の笑顔で元気にしょう」
【12】「死ぬほど苦しい思いをしよう」
【13】「自分を好きになろう」
【14】「勝ちを相手に譲ろう」
【15】「やわらかく生きよう」
【16】「今に生きよう」
【17】「憎しみにとらわれないようにしよう」
【18】「自分に負けてみよう」
【19】「豆腐のごとく生きよう」
【20】「自分を守る手段を身につけよう」
【21】「受け入れがたいことを受け入れよう」
【22】「目からウロコを落とそう」
【23】「教え教わろう」

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