2005年12月24日(土) <第1358号>
「Always Listening」(第3回)
− いつも相手の話を聞きましょう −
いつでも出会いは真剣勝負です!
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- 【03】採用面接者 -
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その企業の選抜基準は
a)その人物が企業の組織風土に合うこと。
b)できるだけ早く仕事を覚える能力があること。
c)そしてグループの人たちと良いチームワークが組めることなどでした。
人の能力や資質は生得の部分が多く、教育で啓発できるのは知識やスキルのみ。
したがって採用時にしっかりと能力把握をすることが大切でした。
ところがその大切な採用に企業は十分な予算や人手をかけてきませんでした。
日本ではいま、ビジネスパーソンの転職に対するこだわりが減り、
自分を活かす道を求める意識が高まり、リストラなども含めて転職者は増加しました。
求人側は特定職務のできる人が必要だとして、その能力をもつ人を捜し求めるという、
中途採用が増えてきました。
対象が新卒であろうと、転職者であろうと、採用はとにかく職務の遂行力を中心と
して考えるようになってきました。採用面接者の人材選別の能力の強化がますます
必要になってきました。
これからは採用面接をするときでも、被面接者の意見や考え方について質問をする
のではなく、その人のとってきた、あるいは今とっている行動を話題にして「対話をする」
ことで、その人の能力を具体的につかむことができました。
<"あなたが幸せになるために"99の質問を一緒に考えてみましょう。>
【05】あなたはあなたにとって、「やさしさ」とはどんなものですか?
<バックナンバー>
【01】「お客様サービスセンター」
【02】「コールセンター」
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