|   2005年12月11日(日) <第1345号>
 「あっ、そうか!」(第49回)
 
 − 日本人(職人さん)の叡智には感心することばかりである −
 
 あなたはいま一番自分に問うてみたい問い(自問自答してみたい問い)は、どんなことですか。
 "あなたが幸せになるために"99の質問を一緒にを考えてみましょう。
 
 【02】あなたは人生をやり直せるとしたら、何をやり直しますか(何をしますか)?
 
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 ┃【49】相手を尊重する■■■■■■■■■■
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 <米航空防衛ボーイング ルイス・プラット会長>
 
 「787はとても難しい事業で、順調な進捗ぶりをみると正しいメーカーを選択したと思う。
 日本企業との付き合いは長いが、問題を一つひとつ解決し、成功に導くためあらゆる努力を
 する姿勢は他の国の企業ではなかなか見られない」
 
 (新型機787製造に参加している日本メーカーの評価について聞かれて)
 
 あっ、そうか、
 日本では伝統的に相手のことを尊重する、という習慣が大切にされてきたんだ!
 
 ♪.:*:'゜<人選・列伝・100>゜':*:.♪
 
 【02】松下幸之助さん「経営の神様」
 ひとを動かした人でした。
 
 - 感動から発奮、そして納得 -
 
 人が納得するには先ずは「説明」を受けました。
 次に「共感」「共鳴」は「なるほど、そのとおりです」
 そして感動は「松下1社の話ではない。日本のためにもしなければならない・・・」
 さらに発奮は「この課題をクリアしたときには、世界のトップメーカー・・・
 ピンチではなく最大のチャンス」
 最後に(心の底から)「納得」しますは「なるほど、そのとおりです!」(もう一度)
 
 人の上に立ったときに人が活きる言葉、魂がこもった言葉(言霊)を使える経営者は多くはいませんが、この方の一言はそうでした。
 
 (エッセイスト 大前乃英雄)
 
 <バックナンバー>
 【48】簡単なうなずき
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