2005年9月20日（火） <第1263号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「手紙を書こうよ」(第22回)

　　　　　　　　　　　　　 −　文書によるコミュニケーションは人格を高める　−


　　　　　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　　　　-　【22】紹介者への中間報告(1)　被紹介者から連絡を受けて　-
　　　　　………………………………………………………………………………………

簡潔な分、言葉の調子を柔らかくします。

まずはすぐに紹介された人と話を進めているという経過報告をします。

次に引き続き連絡する約束をして締めます。

＜本文＞
中村氏から連絡をいただいたことをお知らせします。

現在、基本的な打ち合わせを進めています。

できる限り経過をお知らせし続けます。

＜私見・所見＞
先方の紹介を受けて連絡してきた人と話がうまく進行していることを報告する手紙。

この種の手紙は、具体的なことが決まるまで細かいところまで伝える必要はなく、
また用件以外の余計なことも言う必要はありません。

効率的で簡潔なことが肝要だが、言葉の調子は柔らかく。

＜バックナンバー＞
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
【08】「乗り気なので話を進めたい」
【09】「製品について詳しい情報を求める」
【10】「見積り依頼に対し一部のみ見積ることを伝える」
【11】「期日を示して急ぎの注文をする」
【12】「代金先払いで注文を受ける」
【13】「値上げ要求を受け入れる」
【14】「契約条件の変更要求を相手方本社に念押しする」
【15】「支払い延期を願う」
【16】「支払いの督促(1)」
【17】「重複した督促に対し、支払い済みであることを伝える」
【18】「品物の不足を知らせる」
【19】「返品および代金払戻し要求を退ける」
【20】「未払いを詫び直ちに送金したことを伝える」
【21】「紹介者への報告　取引関係が不成立だったことを知らせる」

← Prev　　　News Index　　　Next→