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2005年9月9日(金) <第1252号>
「手紙を書こうよ」(第20回)
− 文書によるコミュニケーションは人格を高める −
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- 【20】未払いを詫び直ちに送金したことを伝える -
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速やかな送金が一番のお詫びです。
まずは先方から催促を受けて早速調査したことを伝えます。
次に未払いの事実を確認し送金したという調査結果とこちらの対応を知らせます。
そして簡単に詫びます。
最後に引き続きの取引を望んで結びます。
<本文>
2005年3月分の書類作成費700,000円未払いの件につきまして、早速こちらの帳簿と照合いたしました。
その結果、こちらの手落ちにより700,000円は未送金であることが判明しました。本日、彩国銀行
の貴口座に振り込みました。
御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後ともよろしくお付き合いのほどお願いします。
<私見・所見>
先方からの支払いの催促を受けて確認したところ、未払いであることが判明しました。
直ちに送金したことと詫びを伝える手紙です。
未払いの理由や詫びをくどくど述べるよりも、速やかに送金することが一番のお詫びです。
<バックナンバー>
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
【05】「友人を紹介する」
【06】「就職活動のための一般的な推薦状」
【07】「提案中の企画に関連のある新聞記事を送る」
【08】「乗り気なので話を進めたい」
【09】「製品について詳しい情報を求める」
【10】「見積り依頼に対し一部のみ見積ることを伝える」
【11】「期日を示して急ぎの注文をする」
【12】「代金先払いで注文を受ける」
【13】「値上げ要求を受け入れる」
【14】「契約条件の変更要求を相手方本社に念押しする」
【15】「支払い延期を願う」
【16】「支払いの督促(1)」
【17】「重複した督促に対し、支払い済みであることを伝える」
【18】「品物の不足を知らせる」
【19】「返品および代金払戻し要求を退ける」
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