2005年7月29日(金) <第1210号>
「手紙を書こうよ」(第5回)
− 文書によるコミュニケーションは人格を高める −
文書でコミュニケーションを図ることが、ビジネス上極めて重要な役割を果たしています。
気になるあのビジネスパーソンに、ビジネスレター(手紙)を1通出すだけで戦局が変わります。
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- 【05】友人を紹介する -
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紹介者としてはあくまでもsoft sellで行きましょう。
まずは被紹介者と自分との関係に触れながら手紙の目的を明らかにしましょう。
次に被紹介者の略歴と希望を伝えて具体的な紹介を行いましょう。
そして連絡方法を知らせましょう。
最後は「よろしく」で結びましょう。
<本文>
長年の親しい友人であり仕事仲間である木村隆史氏をご紹介申し上げます。
木村氏は最近、日本の一流玩具メーカー府中ノベルティーズ社の海外販売部長になりました。
同社は海外販売の拡張を計ろうとしているようです。木村氏はヨーロッパ市場への進出の手立てを探しているところです。そこであなたとあなたの事業の成功の話をしたところ、ぜひお目にかかりたいとのことでした。
木村氏は3月初めにちょうどそちら方面に行く予定ですので、そのうち彼から手紙が届くものと
思います。
彼のために御協力をよろしくお願いします。
<私見・所見>
友人に別の友人を紹介する手紙です。
仕事の紹介は利害がからむことなので慎重に行います。紹介者としての立場を守り、具体的な話は当人同士にまかせるのが筋。
ビジネス紹介ではあるが、友人同士なのでpersonal touchを入れるとなごやかな感じになります。
<バックナンバー>
【01】「出張先でお世話になったことに対する礼」
【02】「ビジネス提携に向けた最初の会議のあと、もう一押しする」
【03】「本社から代理店に専門家の派遣を伝える」
【04】「転任の挨拶」
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