2005年7月13日(水) <第1194号> 「沈黙は金なり」(『聴く』)(第34回) − 相手の話をじっくり聴くとコミュニケーションが円滑になる − 【34】飛ばすままに聞く 「飛ぶ話(話が飛ぶ)」は、話し手が飛ばすままに聞き手は聞きます。 「肝心のデータが話されない話」は、それが出てくるまで待ちます。 よく聞いていると、話のなかにデータがかくれています。 「理屈が合わない話」は、理屈を論理で攻めると相手は話を止めます。 「へえー、それで、それで」とどんどん話をしてもらうと話し手は自分自身で 論理の矛盾に気づき、理屈を補っていきます。 「話は具体性がない話」は、具体的な話の内容より、気持ちを聞いてほしいときで、 現実に向かう気力が落ちています。 このようなときは気持ちの浮つきと、気力の落ちている相手の状態を受け入れて、 そのまま聞いてあげます。 <バックナンバー> 【01】「沈黙で売る」 【02】「素直に聞く」 【03】「話し上手は聞き上手」 【04】「真剣に聞く」 【05】「相づちを打つ(その1) 【06】「相づちを打つ(その2) 【07】「相づちにも種類がある」 【08】「くり返す(相づちの高等技術)」 【09】「相づちはタイミング(上手に聞く)」 【10】「聞いた話は忘れる」 【11】「ぐちを聞く」 【12】「ぐちを聞くには極意がある」 【13】「自分のことは話さない」 【14】「相手の心を映す鏡になる」 【15】「他人のことはできない」 【16】「聞かれたことしか話さない」 【17】「答えられない質問には答えない」 【18】「じっくり相手の話を聞く」 【19】「相手の話に興味をもつ」 【20】「素直に聞く」 【21】「上下関係なしに聞く」 【22】「少しだけでも聞く」 【23】「誠実で寡黙であること」 【24】「嘘はつかない、飾らない(オープンということ)」 【25】「相手の話は相手のこと」 【26】「積極的に聞く」 【27】「相手が感じているように聞く」 【28】「話し手のリズムに乗るように聞く」 【29】「言い訳はしない」 【30】「相手の感情を受け止める」 【31】「話には小道具がいる」 【32】「相手中心に聞く」 【33】「聞き出そうとしない」
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