2005年7月1日(金) <第1182号> 「沈黙は金なり」(『聴く』)(第31回) − 相手の話をじっくり聴くとコミュニケーションが円滑になる − 【31】話には小道具がいる ○椅子 話をするのは二人でも、部屋に椅子が2つだけだと話がしにくいのです。 それぞれの横にもう1つずつ椅子を置くだけで雰囲気が随分変わります。 「遊び椅子」は、椅子としての機能を発揮してはいませんが、気詰りが緩和されます。 ○部屋 心理療法のお花が活けてあると部屋が生きてきます。 ・抽象画や風景画を多く ・部屋の色彩も淡い色を主軸に ・グリーンが好まれる そして自然の音が入る部屋がいちばん自然なのです。 またやわらかい日差しが差し込む部屋もいいです。 ○飲み物や料理 話をスムーズにする雰囲気を与えます。 ○BGM バック・グランド・ミュージックは、 話の邪魔になるどころか、話を促進します。 ○お茶室 最高の場です。 「お茶をする」ことは話をすることになります。会食は人の心を開く作用をもっています。 なお、空腹と睡眠不足は重要な話をする際に大敵です。 <バックナンバー> 【01】「沈黙で売る」 【02】「素直に聞く」 【03】「話し上手は聞き上手」 【04】「真剣に聞く」 【05】「相づちを打つ(その1) 【06】「相づちを打つ(その2) 【07】「相づちにも種類がある」 【08】「くり返す(相づちの高等技術)」 【09】「相づちはタイミング(上手に聞く)」 【10】「聞いた話は忘れる」 【11】「ぐちを聞く」 【12】「ぐちを聞くには極意がある」 【13】「自分のことは話さない」 【14】「相手の心を映す鏡になる」 【15】「他人のことはできない」 【16】「聞かれたことしか話さない」 【17】「答えられない質問には答えない」 【18】「じっくり相手の話を聞く」 【19】「相手の話に興味をもつ」 【20】「素直に聞く」 【21】「上下関係なしに聞く」 【22】「少しだけでも聞く」 【23】「誠実で寡黙であること」 【24】「嘘はつかない、飾らない(オープンということ)」 【25】「相手の話は相手のこと」 【26】「積極的に聞く」 【27】「相手が感じているように聞く」 【28】「話し手のリズムに乗るように聞く」 【29】「言い訳はしない」 【30】「相手の感情を受け止める」
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