2005年6月11日(土) <第1162号> 「いまも日本人は」(第11回) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【11】いまもチームワークが似合っている■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ バブル崩壊後の日本経済の再生過程で、企業は競うように成果主義を導入しました。 日本人社員は人件費抑制の手段として受け止めました。 結局、成果主義はうまく機能しなかったのでした。 成果主義が行き過ぎ、社員の会社に対する帰属意識が薄れてしまったからです。 日本人には短期ではなく長期、結果ではなくプロセス、個人ではなくチームの評価が 似合っているのです。 日本人には目標に縛られる成果主義は向かないと思います。 (エッセイスト 大前乃英雄) <バックナンバー> 【01】「いまもやさしさがある」 【02】「いまも良心を持っている」 【03】「いまも家族全員が集まる」 【04】「いまも家族の絆がある」 【05】「いまも報われている」 【06】「いまも夢を持っている」 【07】「いまも日本株式会社がある」 【08】「いまも頑張っている」 【09】「いまも知恵がある」 【10】「いまもアウンが活きている」
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