2005年4月7日(木) <第1097号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 【27】"子どもの遊び場をどう確保するか" 【28】"共感性をもっている人" 【29】"認知できる医師" 【30】"手強い社長" 【31】"若い経営者" 【32】"部下を動機付けるA部長" 「あっ、そうか!」(第33回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたの身の回りに夢を持っているひとがいますか。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃【33】チャレンジする人 ■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━━┛ ○ 「なりたい自己」と「なれる自己」 なりたい自己とは、自分はいったいどんな人になってみたいかという選択肢(自分の夢)です。 なれる自己とは、今の自分の延長としてだったら、どういうものになれそうかという「なれる選択肢」です。 私たちは「なりたい自己」と「なれる自己」の重なるところから何かを選び取って、それになっていきます。なれる自己を広げておくことは、結局自分の自由度を広げることになります。 「自分はサッカー選手になるんだから、数字なんていらないよ」と言って、もう早々と数学を放棄してしまえば、もうそれはそれっきりで「なりたい自己」は広がりません。それは自分の可能性をそこで閉じてしまうことになります。 むしろ自分の中に眠っている可能性をどんどん開いて選択肢を広げていくことが学習であると考えると、新しいことにチャレンジする、トライするという意欲がわいてきます。 ○ 「いまの自分」と「なりたい自分」のギャップを埋める 自分がなりたいと思う人物のイメージを明確にすればするほど、自分が描いた人物になれる可能性が大きくなります。 「〜になりたい」や「〜したい」という欲求が生まれるのは、「自分が何者か」という現実と「どんな人物になりたいか」という欲求との乖離からです。また、現実の自己と理想的な自己とのあいだの違いからです。 このギャップの程度の大きさで本人のやる気が刺激されます。 あっ、そうか、自分の夢を持つことで前向きになれるんだ! (エッセイスト 大前乃英雄)
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