2005年4月8日(金) <第1098号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 【27】"子どもの遊び場をどう確保するか" 【28】"共感性をもっている人" 【29】"認知できる医師" 【30】"手強い社長" 【31】"若い経営者" 【32】"部下を動機付けるA部長" 【33】"チャレンジする人" 「あっ、そうか!」(第34回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたの身の回りにこんなひとはいませんか。 ┏━━━━━━━━┓ ┃【34】言葉を選ぶ人 ■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━┛ 言葉を選ぶことは、相手に対する思いやりです。 いまの時代、自分の回りの人とのコミュニケーションをとる必要がどんどんなくなってきています。コミュニケーションをとるということは、自分のことも伝えますが、相手のことも理解する必要が あります。 でも、いまの10代の人は、他人をわかるよりはまず自分で、自分のことをわかってもらうことばかり考えてはいないでしょか。 年配の方は、誰かと話をするときは、自然と相手に対して気をつかいます。そのことが言葉を 選ぶことなのです。 相手を傷つけないように思ったら、頭のなかにある言葉の中からいちばん適切なものを 選んで発言します。 でも、相手に対する気づかいや思いやりのない人は、言葉を選びません。そうすると自然と言葉の使い方が雑になり、ときには相手を傷つけてしまいます。 ではどうするか。 相手とコミュニケーションするためには豊富な語彙が必要です。語彙を増やすには本を沢山、 それも美しい日本語でかかれた小説やエッセイを読みます。 いま、私は「司馬遼太郎全講演」(第2巻)を読んでいます。 あっ、そうか、お年寄りはことばの引き出しを沢山持っているんだ! (エッセイスト 大前乃英雄)
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