2005年4月5日(火) <第1095号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 【27】"子どもの遊び場をどう確保するか" 【28】"共感性をもっている人" 【29】"認知できる医師" 【30】"手強い社長" 「あっ、そうか!」(第31回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたの身の回りにこんな応援したくなる若輩社長さんはいませんか。 ┏━━━━━━━━━┓ ┃【31】若い経営者 ■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━┛ 「ミスター責任者」 あっ、そうか、人は変わることができるんだ! 生活のなかで生まれてくる欲求がもとで人の自己認識に変化が起きます。 「ミスター責任者」になった、酒を浴びるほど飲み、その無茶苦茶な行動で有名であった、いま30歳の若い経営者の話です。 ある日突然、自分が人の親、父親の立場であることを自覚しました。 もし自分の子どもに影響があるなら、ドラック、酒、そしてセックスにおぼれていた生き方をきっぱりとやめるつもりでした。 ・顧客と一緒に飲み歩くよりも子どもとともに家でくつろぎました。 ・毎晩家で仕事をした方が充実した気分になりました。 ・ドラッグにおぼれるよりも、それをはっきりと拒否しました。 男は享楽的な生活をするよりも、父親の役目を果たす方がはるかに充実感を覚えました。 この若い経営者も、自分を別の角度から見直しました。その強みが弱点を克服したのでした。 ただし、弱点は相変わらず存在しています。 変わったのは本人のライフスタイルです。 父親の役目を果たすことがその強みを開花させ、その生活のなかにもはや弱点が入り込む余地はありません。 (エッセイスト 大前乃英雄)
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