2005年4月4日(月) <第1094号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 【27】"子どもの遊び場をどう確保するか" 【28】"共感性をもっている人" 【29】"認知できる医師" 「あっ、そうか!」(第30回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたの身の回りにこんなタフな社長さんはいませんか。 ┏━━━━━━━━━┓ ┃【30】手強い社長 ■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━┛ 手強い社長とつき合います。 私は社長の意見を尊重し、社長も私の考えを理解してくれています。そうでなければ時間がたった今、こうした関係を築くことは難しいのです。なぜなら、人間関係ほどややこしく、難しいものはないからです。 よく手強い社長が立ちはだかり仕事がうまく運ばないことがあります。やりにくい社長に仕えたことがある人や、現に仕えている人なら、ピンと思い当たる人も多いと思います。 そんな社長とつき合うために実行していることが3つあります。 先ずは会社の利害を一番に考えていることなどこちらの方針や信念を社長に主張しました。その際、うぬぼれや自尊心というエゴは捨てました。 次に社長にほどよい服従心を与え、距離を置き、かつ腹を割った対話を心がけることを心がけました。服従心を示すことは忠誠心を示すことであり、屈服することではないのです。 そして社長を分析することも大切なことです。相手を知ればコミュニケーション手段も分かります。社長が神経質で興奮しやすいタイプなら、安心させることでコミュニケーションを磨きます。 最後に社長と信頼し合うことです。社長は会社内では一番力があり、社員とは対等な関係ではないのです。 しかし、決して社長の権力を恨んではいけません。また社長の風評を恐れてもいけません。自分なりの関係を築き、積極的な姿勢で臨むことが必要です。 あっ、そうか、社長は会社内では一番力があるんだ! (エッセイスト 大前乃英雄)
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