2005年3月26日(土) <第1085号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 【27】"子どもの遊び場をどう確保するか" 「あっ、そうか!」(第28回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたの身の回りにこんな人はいませんか。 ┏━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【28】共感性をもっている人 ■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━━━━━┛ 相手の感情や考え方を感得し、相手の関心事に積極的に興味を示しています。 相手のニーズも感じとっています。 この人たちは、 ・相手の強みと実績を認知し、褒賞しています。 ・相手に効果的なフィードバックを提供し、相手のさらなる向上に資するニーズを 見つけ出しています。 ・顧客のニーズを理解し、その理解をサービスや製品に活かしています。 ・顧客の満足と忠誠心を高める方法を探し続けています。 ・顧客に適切な支援を喜んで提供しています。 ・顧客の考え方を的確に把握し、信頼度の高いアドバイザーの役割を果たしています。 たとえば、ビデオ場面で相手の心拍数が高まると、共感を感じている人の心拍数も高まります。 逆に相手の心拍数が落ちついてくると、この人の心拍数も下がります。 (この反応の後追い現象は、生理学では、「同調化」と呼んでいます) 共感性は心のなかから生まれます。 相手がどのように感じているかを感得する能力こそ共感性の中核をなす能力なのです。 感情に対して不感症に陥ると、人間関係がぎくしゃくします。 たとえば感情の読み違え、あるいは心のこもらない調子はずれの鈍感さ、 さらには相互信頼を傷つける無関心さといった行動から人間関係上の気まずさが増大します。 あっ、そうか、共感するとは相手を理解することなんだ! (エッセイスト 大前乃英雄)
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