2005年3月25日(金) <第1084号> <バックナンバー> ○ 目からウロコ 【01】"どうしようもないお役人" 【02】"顔に不自由している人" 【03】"相手の立場から物事が見える人" 【04】"私心が無い人 " 【05】"賢い人(1)" 【06】"賢い人(2)" 【07】"賢い子(1)" 【08】"フリップフロップする人" 【09】"賢い人(3)" 【10】"賢い子(2)" 【11】"賢い子(3)" 【12】"賢い子(3)" 【13】"陽気な人(1)" 【14】"賢い親(1)" 【15】"賢い親(2)" 【16】"当たり前にする人" 【17】"地道な努力家" 【18】"笑顔で接する人" 【19】"相手に好かれる人" 【20】"成果主義は×" 【21】"自己を○○している人" 【22】"別れない夫婦" 【23】"成功している人" 【24】"影響を及ぼしている人" 【25】"コミュニケーションがとれている人" 【26】"リーダーシップがとれている人" 「あっ、そうか!」(第27回) − 目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る − あなたはどう思いますか。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃【27】子どもの遊び場をどう確保するか■■■■■■■■■■ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 子どもが外で遊ぶ場所は沢山あります。 公園で子どもとキャッチボールやサッカーボール蹴りをしている父親、 昼休みの校庭で生徒とドッジボール遊びや鬼ごっこをしている教師、 空き地や神社で缶蹴りやダルマさん転んだを手仕事をしながら見守っている 近所のおじさんおばさん。 子どもとふれあう時間を共有できる大人の数が減っているのです。 子どもは校庭、空き地、公園、神社などどこに遊び場があるかはよく知っています。 公園の立て看板に多くの禁止事項を書いて保身をしている市町村の職員、 職員室に立てこもっている教師、 近所の子どもがした悪さを愛情もって叱れないおっちゃんやおばちゃん。 大人は子どもとのふれあいを避けているように見えます。 どうだろうか、 いま心身ともに元気な年金生活者の方々で空いた時間をやりくりして、 子どもたちが見つけてきた遊び場に常駐していただけないものでしょうか。 子どもたちは大人に見守られていると感じるだけで、安心して遊びます。 子どもたちは遊ぶ場所がないのではなく、 現役で働いている大人に心の余裕がないだけだと思います。 大人が少しだけ自分のための時間を子どものために提供することができれば 「子どもはどこでどんな遊びをすればいいのか」という悲しいテーマが 「子どもはどこにいてもいろんな遊びを考えつく」という楽しい内容に変わるのです。 毎週日曜日、近くの公園で中学生とキャッチボールを楽しんでいる私は 「大人が接し方を変えれば子どもは近寄ってくる」ことを体験しています。 あっ、そうか。 そうだよね、子どもは大人に聞きたいことが沢山あるんだ!きっと。 (エッセイスト 大前乃英雄)
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