2005年2月6日（日） <第1037号>

私は仕事柄、さまざまなタイプ(性格・気質)の人とお会いしています。

あるとき、同じタイプに属すると思われる人たちにはいくつかの共通した行動パターンがあることに気づきました。

今回はそんな人たちの立ち振る舞いや物事の捉え方について私が感じたことや気づいたことなどをコラム上で書きます。

読者の皆さんがこのコラムを読んで、「あっ、そうか!」と目からウロコが落ちる場面に出会い、
さらにご自分で実践できる行動が発見できれば幸せです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あっ、そうか!」(第1回)

　　　　　　 −　目からウロコが落ちる、人間模様(人のタイプや人間の関係)を知る　−

Q.あなたの身の回りにこんな人はいませんか。

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┃【01】どうしようもないお役人　　　　■■■■■■■■■■
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昔、祖母からよく言われました。
「おはよう」「さよなら」「ありがとう」「ごめんなさない」と。

いま、娘から聞かれています。
どうしてお役人は「ありがとう」「ごめんなさない」が言えないのかと。

「ありがとう」と賄賂を受け取ったら犯罪になります。

「ごめんなさない」とおれて謝るのは権威の失墜です。

いま頭(こうべ)をたれるのもどこかよそよそしく感じられるお役人。

民間企業へ天下り、自分が「敗者の復活」劇のヒーローになれると
本当に信じているのでしょうか。

どうしようもないお役人に質問をしました。

"あなたは『公僕』という言葉を知っていますか"


(エッセイスト　大前乃英雄)

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