2004年6月26日(土) <第934号>
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【最適設計】
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<人は好かれる>
【05】関心のありかを見抜く(原則5)
○ "相手の関心を見抜いて話題にする"
その人に適した話題を豊富に持ち合わす、人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にします。
<バックナンバー>
【01】上手な夫婦げんか(わずかなEQ)
【02】上手に部下を批判する秘訣
【03】感情に関するコンピテンシーの採用
【04】キャリアで成功した科学者
【05】最初の30秒間
【06】マシュマロを食べなかった子どもたち
【07】マネジーメントされた心
【08】モチベーションの関連するコンピテンシー
【09】コミットメント(献身意欲)の真髄
【10】率先行動を発揮する人たち
【11】楽観主義者
【12】共感性を生む人たち
【13】傾聴の技術(至芸の技)
■■■■■■■■小倉橋■■■■■■■■
○定年退職後の夫婦関係
男性の場合、妻との関係の持ち方がむずかしいのです。夫のために昼食の準備をしないといけなくなったと嘆く妻。夫の方は妻がそのような気持ちになっていることになかなか思いが及ばないのです。黙っていても食事が出てくるものだと考えている夫に腹が立ちます。
夫には退職すると仕事を失うのはもちろん、仕事に関連したさまざまな人間関係も失ってしまう寂しさがあります。
平均余命が延びているいま、定年退職後に夫婦で一緒に暮らす期間は長くなっています。会社に勤めているときから、定年後のことを考え、休日に料理や掃除洗濯など家事のお手伝いをすると妻の有り難みがよく分かります。
そう、最後に夫を看取るのは妻です。
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【14】フィードバックの至芸(フィードバックを提供する技能)
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>>★従業員に情報をフィードバックをしている会社は成長している★<<
人材に対する称賛の気持ちをはっきり示し、かつポジティブで建設的な業績に対するフィードバックを常に提供している会社は成長しています。
もし、会社組織がその従業員に、職務に関連する具体的な情報を提供しない場合には、従業員たちは無意識に自らの業績を低下させます。
>>★自分のゴールを決めた人材は率先行動をとっている★<<
人材をすぐれた業績に導く方法にはいくつかあります。
一つはその人材自身に自分のゴールを決める主導権を与えます。その人材は率先して行動するようにになります。もう一つの手法は解決策を示さずに問題を指摘します。
たとえば、卓越した教師は、生徒に対して数多くの質問をして、ソクラテス的な対話を進めています。この方法をとれば、生徒は自らで解答に至る道を見いだすこととなり、意思決定における生徒たちの確信を著しく向上させています。
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