2004年5月14日(金) <第891号>
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【最適設計】
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<動機づけ>
【07】「なりたい自己」と「なれる自己」
− 学習動機 −
「役に立つから」(実用型)
「自分の知力を鍛えるため」(訓練志向)
「学ぶこと自体が楽しいから」(充実志向)
○ なりたい自己
自分はいったいどんな人になってみたいかという選択肢(自分の夢)です。
○ なれる自己
今の自分の延長としてだったら、どういうものになれそうかという「なれる選択肢」です。
私たちは「なりたい自己」と「なれる自己」の重なるところから何かを選び取って、
それになっていきます。
なれる自己を広げておくことは、結局自分の自由度を広げることになります。
「自分はサッカー選手になるんだから、数字なんていらないよ」と言って、
もう早々と数学を放棄してしまえば、もうそれはそれっきりで「なりたい自己」は
広がりません。それは自分の可能性をそこで閉じてしまうことになります。
むしろ自分の中に眠っている可能性をどんどん開いて選択肢を広げていくことが
学習であると考えると、新しいことにチャレンジする、トライするという意欲が
わいてきます。
<バックナンバー>
【01】『ありがとう』
【02】挨拶をする
【03】気持ちを汲み取る
【04】リカバーする
【05】決心をする
【06】その気持ちがうれしい
【07】自分に言い聞かせる
■サンクス『ありがとう』コーチング■
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世の中には
身体に障害をもったり
貧苦にあえいだり
憂苦と懊悩に満ち満ちて
不幸のどん底に地を這いながら生きている人がいる
「有り難い」は「有り難くない」の相対であり
「有り難くない」ということを知るがゆえに
「有り難い」ことを覚(さと)ることができる
「有り難い」を知るためには
必然的に「有り難くない」ことを味わわなければならない
「有り難くない」ことが多ければ多いほど
深ければ深いほど
その裏には高く広々とした「有り難い」が必ず存在している
これは経験してみないとわからないことかも知れない
経験してみると「有り難くなかったこと」が
実は「有り難かった」
ということに気づくはずだ
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- 【08】熱意が道筋を戻す -
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○ 熱意が道筋を戻す
自分が進むべき道筋を踏み外してしまいそうなとき、
「いま、自分は何をしているべきか」
と自問すると、
「自分が得意なことを見極め、それに磨きをかけろ!」
との熱意が我が身を進むべき道筋に戻してくれました。
○ 温かい言葉を交わす
都会の中で人とすれ違ったときは「どう、元気」、
忙しく働く人には「今日もご苦労さん。大変だね」、
危険なことをしている子どもを見たら「あぶないよ」「やめなよ」、
感謝を感じたら「どうもありがとう」
と自分の気持ちを素直に言葉で表現することで、人と人とのつながりが生まれます。
温かい言葉を交わすことで、思いやりあふれる優しい社会が築けます。
○ 静かに聞く
消費者からの苦情や問い合せがあったとき、
「おまえじゃ話にならない。上司に代われ」
と言われました。
先ずは静かに3分間聞く(傾聴する)と、
顧客の声の中に、次の商品開発や部品の改良につながる"原点"があることに気づきました。
自分に都合のよいことだけをしていませんか
自分のことが分かっていますか
自分の利益だけを考えていませんか
会話が盛り上がらないとき、
「どんなふうに」
「どんなところが」
「具体的に言うと」
「たとえば、どんな感じかな」と言われると、
「そうか、この話に興味を持ってくれているんだ」
「もっとたくさん話してもいいんだ」
と、相手はうれしくなります。
●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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