2004年5月9日(日) <第886号>
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【最適設計】
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<動機づけ>
【03】学習動機
○ 大学に入ったばかりの大学生に対して質問
「あなたは高校までに、どうして勉強をしてきたのですか」
(あるいは「人は一般にどうして勉強しているんだと思いますか」)
<代表的な回答例>
●受験や資格のため、しかたなく
●学歴や地位を得ようとして
●親や先生にやらされている
●勉強ができると優越感があるから
●先生が好きだから
●やらないと後で困ることになるから
●将来の職業に必要な知識が得られるから
●学習のしかたを身につけるため
●好きな勉強はそれ自体おもしろいから
●わかる楽しみがあるから
<バックナンバー>
【01】キャリアとは
【02】エンプロイアビリティ
【03】問題解決能力
【04】「人的資本論」
【05】視野、視座、視点
【06】キャリア・コンサルタントに必要とされる能力
【07】企業風土を変える
【08】日本的雇用慣行が変わる
【09】自分のために働く
【10】キャリア・コンサルテイングの基本的な知識・スキル
【11】キャリア形成
【12】キャリアに関わる具体的な問題解決
【13】G.ベッカー(人的資本論を構築した経済学者)
【14】ワークシェアリング
【15】教育訓練プログラム
■キャリア・コンサルタント■
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○ マズローの欲求5段階説
―― モノが売れない、欲しいモノがない ――
今、市場は供給サイドと消費者サイドの双方で「くれない症候群」が居座ったままです。
市場の成熟化・多様化現象で、消費者はライフスタイル実現型の生活者に変化しているのに、
供給サイドは相変わらず旧来の商品・価格・品質の価値感を踏襲し続け、良いモノを安く作れば必ず売れるという「売れる神話」から抜け出せないでいます。
「良いモノを作れば売れる」は高度成長期の神話であり、良い商品に対する価値観は変わっています。キーワードは「好感・考買」。
生活者に好感(使用感動)を与え、すぐ買ってしまう「ジャスト・イン・バイイング」スタイルへの
転換が求められています。
生活者(消費者)は所得向上に伴い、購買欲求レベルも上昇します。
第1段階は不足の充足段階(ニーズレベル)、第2段階は欲求の充足段階(ウォンツレベル)、
第3段階がさらに欲しいものの充足(ディザイアーレベル)。
この欲求段階は、マズローの欲求5段階説で言う「社会的欲求→自我の欲求→自己実現欲求」と対比できます。
人間の欲求は消費体験の積み重ねで、より良いモノ、より自分好みのモノ、
さらに自分しか持たないモノへと進化します。
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- 【16】キャリア・プランニング・プロセス -
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○ キャリア・プランニング・プロセスは「思考のステージ」から「実行のステージ」です。
┗≫●「キャリア・プラン」は「人生の設計図」です。
┗≫●「キャリア・ビジョン」
┗≫●「キャリア開発」
○ 自分を見つめ直す
● 過去の経験による棚卸し
今までの
主な出来事(自分の価値観)、
興味があったこと(志向性)、
仕事に関すること(最初の就職で考察したこと)、
人間関係(人との関わり)
などを時系列に今までの経験を思い出します。
○ キャリアを見つめ直す
● 経験、知識、人脈、スキルなど職歴の棚卸し
● キャリアの棚卸し
「自分ができること」を再確認して、「職務経歴書」に反映させます。
● キャリアのポジショニング
現状分析の中で"市場の視点で見る"ことが大切です。
●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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