2004年3月29日（月） <第845号>

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【最適設計】
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■働く女性■
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　　高学歴で有能ながら
　　補助的な業務に限定されている女性社員の姿は異様ではないか。

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　　 　　　　　　　　　　　　　-　【01】女性を登用する先進企業　-　
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　女性を積極的に登用する会社が目立ってきたように、働く女性の就労環境は急速に変わりつつあります。

　経産省が発表する調査からは「女性比率の高い企業は利益率が高い」という結果が出ています。働く女性の比率が高ければ利益率があがるわけではないですが、女性を積極的に登用する会社には女性が活躍できる風土があるようです。

　また女性の高学歴化による高所得の夫を持つ妻の就労行動に著しい変化が見られます。高い教育、資質を身につけた女性たちはもはや金銭だけの理由で就労していないのです。

　これから女性労働力は活躍が期待されると同時に、必然的に労働市場に送り出される時代を迎えています。

「ファミリー・フレンドリー企業」
　仕事、育児、介護とが両立できるような様々な制度を持ち、多様でかつ柔軟な働き方を労働者が選択できるような取り組みを行う企業をいいます。

○帝人
　女性管理職の比率が高い海外企業と仕事をする上で、女性が活躍できる職場作りは重要課題になっています。

○ジョンソン・アンド・ジョンソン
　全社員の中で約半分は女性社員で、平均勤続年数は8年以上と女性が働きやすい環境作りをしている企業です。

○ジョンソン・アンド・ジョンソン　メディカルカンパニー
　未就労児童を持つ女性に対して、年に30万円の育児支援金を支給する制度を取り入れるなど妊娠・出産による産休・育児休暇中も会社が働く女性社員を支援する意気込みが感じられます。

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