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2003年10月16日(木) <第680号>

■「奈穂の税務相談」■

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                   - 【11】成功する経営者の特徴 -
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○成功する経営者は素質的にアイデアマン
 成功する人には2つの資質があります。1つは先天的素質、もう1つは後天的努力です。成功する人は、素質的にアイデアマンです。思考が柔軟で、若いときから些細なことにも頭を使い、創意工夫をします。
 
 お金をためたいと思ったら、すぐ頭を使ってなにかを考案し、それを実行に移します。大をなした経営者にはみんな、青少年期からすでにその萌芽が見られます。

 しかし、それよりもっと大事なのは、後天的努力です。碁でも将棋でも、いかに天分に恵まれていても、プロの世界に入り、一流の人々の間でもまれ、勉強しなければ、名人、上手にはなれません。我流では伸びないのです。

○経営者自らの脱皮が必要
 経営はつぶれやすい生き物ですが、合理的産物でもあります。試験ずみの原理・原則にのっとり、つまずく要因をつぶしておけば、絶対に潰れないのです。

 また、伸びる要因をつかんでしっかり実行すれば、伸びるべくして伸びます。そして経営が内容的に充実・発展していくためには、まず経営者自らの脱皮と成長が必要です。経営者の器が大きくならなければ、会社も大きくはなりません。経営に失敗する原因の9割は、経験不足か、経営者のパーソナリティに問題があるか、のどちらかです。

 企業の成長段階には、節々にカベがあります。10億、30億、50億、100億のカベです。30億になって10億のときと同じ意識でやっていては、企業は発展しません。それどころか下手すれば潰れてしまいます。

 経営者たる者、生涯が勉強であり、企業の規模に合わせて常に脱皮していくことが必要です。

○意欲・能力・人間関係が重要
 経営がうまくいくかどうかは、経営者のもつ次の3つの要素にかかっています。
 1.問題を解決しようとする意欲
 2.問題を解決する能力
 3.その問題に関連をもつ人びととうまくやっていく能力
 
 この3つの基本要素の中で、いちばん重要度が低いのは2.です。
 たとえば、重役が長期経営計画をたてる能力(知識と技術)が欠けている場合は、重役にその気があり、部下の判断を信じるハラがあれば、部下の一人とか数人に、自分に欠けている能力をもたせるように訓練し、育成することによって、その足らないところを補うことができます。オールマイティの能力をもつ人はいないのだから、それを案ずることはありません。周囲の人の協力を得、彼らの能力を活用すればよいのです。
  
 それよりも大事なのは意欲です。重役がその仕事を達成したいという意欲と情熱をもっていれば、それは部下や周囲の人に伝わって、人を動かし、協力させることができます。ただし、その場合、3.が重要になってきます。重役が高圧的な態度をとれば、部下は萎縮して、言うべきこともいいません。どんな小さな仕事にも直接自分が目を通し、指揮しないと気がすまない人は、自分の言うとおりに従う部下ばかりを集めることになります。こういう重役の下では、部下の自主性が失われ、能力も向上しないのです。

 「意欲」についてはむずかしい問題があります。重役は年をとるにつれ、自分の能力と野心の限界を覚り、身体的なエネルギーが衰えていくのにしたがって、ヤル気がなくなりがちです。どうもあまり先がなさそうだと思い始めると、新しい分野を開拓しようとしません。

 こういう重役は、"引退""棚上げ""配転"などの処置がとられるのが一般です。ここで問題なのは、なぜそうなったか、ということです。
 
 当人の健康上の問題を除けは、その主な理由の一つは、社長自身が部下の首脳陣に、将来会社が大きくなったらどんなことを分担させようと思っているのかを明確に知らせ、会社の将来の見通しに対する自分の考えを知らせておかなかったか、あるいは社長自身も老いぼれてしまって、そういう処置をとれなくなったことにあります。
 
 もし社長の将来に対する目標や野心が大きなものでなければ、重役がどんなに経験を積んでいても、前途に悲観的になるのはやむをえないのです。ところが、社長は前途に明るい見通しをもち、社運も隆盛の道を辿っているのに、重役に意欲と情熱がない場合は、解決法が一つしかありません。それは、クビを切って更迭することです。

○優秀経営者になるための20のポイント
1. 自身と自制心、自分を分析する能力をもちます。
2. 話しことばと書きことばであるコミュニケーションの腕を身につけます。
3. 自分の仕事とその責任について広い知識がなければ自分の行動半径を縮めます。
4. 部下を教育訓練するのは、重役の第一の義務です。
5. 客観性と見通しは、成長に欠かせないものです。
6. 指導者を特徴づけるのは、すぐれた判断力です。
7. 成功するのに大切なものは、正しい態度です。
8. 管理については、一歩先のプランをたてなければなりません。
9. 信頼性があれば、幹部からも部下からも信用を受けます。
10.知力は、重役に望ましいものです。
11.消極的な考え方は、創造力の敵です。
12.経営者は、あなたの忠誠心を頼りにしています。
13.感受性・社交性・熟慮する能力によって認められます。
14.やった仕事の質に注意しなければなりません。
15.仕事はチームワークと巧みなリーダーシップの結果として達成されるものです。
16.相手が必要とするものを理解する能力があるかによって人間関係がよくも悪くもなります。
17.部下はあなたにとって価値のあるものです。彼らの能力を最大限に伸ばしてやりましょう。
18.新しい仕事はつねに挑戦を受けるものです。
  したがって、それぞれの仕事のやり方に融通性をもたせなければなりません。
19.どんな訓練計画も、あなたを育成することはできないのです。育成するのはあなた自身です。
20.仕事について技術的な知識をもつのが、一生の職業を築き上げる基礎です。

「ナイス・ビジネス・パートナー」(NBP)
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