2003年5月2日(金) <第513号>
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
♪eエンジニアリング・ニュース♪
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■乱視点■
○自動車鋼板のプレス加工
トヨタ自動車と神戸製鋼所の両社は鋼板の厚みや強度によって、金型の凸部同士の間隔や鋼板に食い込ませる量をどの程度にすればよいかをデータ化しました。これにより様々なモデル、車種に同技術を採用しやすくなりました。
反り返り量を見込む従来方法では、金型を確定するまでに試作を繰り返していました。新しい金型加工技術を使えば欲しい部材の形状通りの金型を作れば済みます。金型の切削痕を残したままにするので、鏡面加工する工程を省ける利点もあります。
鋼板には折り曲げられた時に元に戻ろうとする力(弾性回復力)が働きます。プレス加工後に金型から離すと鋼板が反り返り、狙いどおりの形状にならない寸法精度不良の問題があります。寸法精度の不良は組み立てや溶接時のトラブルの原因になります。このため、従来は鋼板の厚さなどによって変わる反り返り量を経験から見積もって金型を製作していました。
○ストリップ・キャスティング
溶融した金属から直接板材を製造するストリップキャスティング。回転する二つのロールの間に溶融金属を流し込み,ロールによる冷却で溶融金属を凝固させて板材を製造します。従来金属板材は多くの加工工程を経て製品となっているが,その工程を大幅に省略できる方法であり,次世代の鉄鋼技術として大いに期待されています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
♪パーソナルパス(C18)♪
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
○パーソナル・ファンデーションを強化するとパーソナル・パス(個人の成長)が可能になります。
一方、個人の成長が会社組織(企業)の発展にも貢献できるかは疑問なところです。個人の成長は、いついかなる場合においても本人の努力の結果であり、自ら努力しない人にはコーチングの効果がなく、組織や企業も成長なき社員には責任を感じない時代に入りました。
○パーソナル・パスは自分の成長を確認するツールとしても利用価値があリます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「話が聞けない人」
「最後まで話を聞かないタイプ」
「すぐ反論や攻撃をするタイプ」
「勝手な質問だけをするタイプ」
「的外れな対応をするタイプ」
これらに共通するのは、相づちを打てない、相手の話を促さない、自分が話し手になっていることです。家庭でも職場でも雑談ができるくらいの環境が良好な人間関係を築くうえでも大切です。そうすれば、すっきりした気分で、お互いに気持ちよく過ごせます。今日から話を聞くときは、あくまで相手が主体ということを念頭に置きながら、聞くことから始めてください。
「ひと」の扱い方
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
|
← Prev News Index Next→
|