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2003年4月30日(水) <第511号>
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♪eエンジニアリング・ニュース♪
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■乱視点■
○「ミドルテク」
「高熱炉でガラスを加工する昔ながらの町工場のローテクと真空蒸着のハイテクが混合した複合技術」のことです。
プロジェクター(投射機)用反射ガラスは強烈なランプの光を反射してスクリーンに焦点を結ばせるために、反射面の形状は精確に湾曲します。ランプは高熱を発し、プロジェクターの小型化に伴い,ランプと反射ガラスの距離がさらに接近して高熱をまともに受けます。ガラスは一段と超高熱に耐えられる強度が必要になります。
さて、プロジェクターのもうひとつのキーディバイスをご存知ですか。
それはプロジェクター用ランプです。超高圧水銀ランプが使用されていて、小型・高輝度が要求され、製造できるメーカーは世界でも数社に限られています。
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♪挑戦(C14)♪
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○クライアントをより早く、多く先に進めるコーチは厳しさを持っています。
○リクエストするより提案したほうがいいクライアントは最高経営責任者/重役タイプです。
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他社に売る能力
○どの企業でも役に立つ能力
もしあなたが高めようとしている能力が、100%どこの会社でも役に立つような、一般的なものであれば、企業はその費用をまったく負担しないと考えてください。なぜならあなたはその訓練で高まった能力を、そのときの生産能力に見合った賃金で他社に売る(転職する)ことができるからです。(他社のために投資費用を負担するような企業はありません)
○その企業でだけ役立つような能力
逆に高めようとしている能力が、その会社でしか役に立たないような、完全に特殊なものであれば、あなたはその費用を負担しないでしょう。たとえ能力が高まってもその企業でしか役に立てないのであれば、あなたは他社にその能力を売ることができないからです。(その収益はすべて企業のものになってしまうわけだから、企業が投資費用をすべて負担するのでなければ誰も訓練を受けようとはしないのです)
○強み(能力)
企業の特殊性が強い事務系ゼネラリストは大卒で採用し企業の費用負担で一から育て、一般性の強い技術系スペシャリストは大学院まで個人の費用負担で自ら育った人を採用する傾向があります。また、特定分野に強い専門家ほど、人材市場ではその分野の専門家として評価されます。転職先を探すと専門性を買ってくれるのは、海外企業を含めたライバル会社となるのは納得できます。
いまは終身雇用が成り立たないので仕事をプロジェクト的に進める時代を迎えています。この結果、重要な技術をノウハウとするのではなく、特許などで知的財産として守り活用する時代に入っています。従って、最近では従来の人事制度や知的財産の管理・活用体制も変化に耐えるように設計し直す企業が増えています。
そこでお聞きします(あなたに30秒、お時間を差し上げます)。
あなたの強み(能力)は--->>>「特殊性」または「一般性」のどちらですか。
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