2003年2月23日(日) <第445号>
■eエンジニアリングニュース■
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▽▼2月16(日)−2月22(土)△▲ △▲ウィクリーニュース▽▼
【日付】2月19日(水)
【タイトル】新卒年俸制
【会社】シチズン時計
【着目】↓
新人社員全員を年俸制に切り替えましたが、ものづくりの技術をじっくり育てるか、即戦力を重視するか、いま迷っています。
○キャリアビルド社員制度(職務を限定して採用)
初任給が従来の新卒者より高く、入社前に一定の新人研修を済ませ、現場ではすぐに能力を発揮するように求められます。新人社員が教えを請う社員よりも高い給与を受け取るケースも予想されます。
ものづくりに即戦力という発想は馴染みにくいのではないか。即戦力でなくても熱意をもって学ぶ人材は必要、そこで「スペシャリスト」指向コースや「マネージャー」指向コースのほかに「ゼネラリスト」指向コースを加えました。
量産工場を海外に移転し、国内生産の空洞化が進むメーカーは熟練工が持つ技能を若手に伝承するための体制づくりを模索しています。また雇用の維持も技術の継承には不可欠な条件であり、定期昇給の廃止を含めた抜本的な人事制度改革や技術者の育成に関する新制度も検討しているメーカーにとっては、シチズン時計が直面している内容は他人事ではないのです。
□ピックアップリンク
三菱重工業「技監」「師範」
橋川製作所「ものづくりは人(技能者)づくり」
マツダ「卓越技能者養成コース」
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