2002年4月19日(金)<第161号> ■eエンジニアリング ○住友ゴム工業は新設計技術として「DRS(デジタルローリングシミュレーション)」を開発発表しました。(2001/11) なぜ、デジタルエンジニアリングか。そのコアツールは3次元CAD/CAEとPDMです。3次元CADで、製品をデジタルモックアップ(模型)し、徹底的な解析(CAE)を行い、開発の初期段階でモデルをラピッドプロトタイピング(RP)で試作します。これにより、試作回数を減らし、開発期間の短縮とコスト削減を図ります。 また、設計現場では、PDMでモノ作りにおいて発生する3次元モデル、図面、製品構成、開発履歴、取扱説明書、部品表等の情報を一元的に管理することにより、プロセス全体の効率化・生産性の向上を図ろうとしています。 < http://www.dunlop.co.jp/newsrelease/2001_116.htm > < http://www.dunlop.co.jp/newsrelease/2001_117.htm > ※アバウト 住友ゴム工業(株)< http://www.dunlop.co.jp/menu.html > ■乱視点 ○「デジタル○○○」 ▽住友ゴム工業「デジタイヤ」< http://www.dunlop.co.jp/newsrelease/2001_115.htm > 「デジタイヤ」とは、スーパーコンピュータを駆使して、デジタルでタイヤを組み立て転動(回しながら動かす)させる最新のシミュレーション技術です。本物のタイヤと同じ構造のデジタイヤがコンピュータの中で、時には200キロの速度でコーナリングし、時には氷の路面を走り、実際の走行試験以上の情報を教えてくれます。このデジタイヤ技術を用いることで、相反しがちな色々な性能を、常にバランスよく、高いレベルに設計することが可能になったのです。(オ) < http://www.vividcar.com/1.0/articles/rjjvqh000000o9pw.html > ▽オムロン「デジタルプロトタイピング」< http://www.omron.co.jp/omtec/139/139-3.html > オムロンはリレー設計用デジタルプロトタイピングツールの開発しました。また、オムロンは全社組織の中にIT化を推進するビジネスユニット(IT推進総括本部)を設けています。そこでは3次元CADやCAEを用いた「3次元をコアとした商品開発」を展開しています。(オ) < http://www.alter-net.co.jp/interview/special_page_omron1.htm > □今月の推薦人□ 日本ベンチャー企業支援協会< http://www.jesa.gr.jp/ > 会長(公認会計士) 荻野 博司様<E-mail:mail@jesa.gr.jp> 「今、日本の製造業ではエンジニアが果敢に"限界設計"といわれる『最適設計』に挑戦しています。オプティワークスは、日本で初めて日本の製造業に携わるエンジニアを対象としたエンジニアのための『最適設計』に関する情報ポータルサイトを"エンドユーザの目線"でオープンしています。私はオプティワークスがいつも"エンジニア・エージェント"でありたいと思う企業マインドや事業内容を応援します。」 ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp ■ピックアップリンク ○オムロンはIT技術を積極活用して開発効率を上げようとしています。 < http://nmc.nikkeibp.co.jp/kiji/c5343.html > ○ヤマナカゴーキンはCAEとして塑性加工専用ソフトを導入し、活用しています。★必見! < http://www.yamanaka-eng.co.jp/engineer/index.html > ○ADVENTUREプロジェクトは「計算科学」分野のプロジェクトの1つです。 < http://adventure.q.t.u-tokyo.ac.jp/jp/ >
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