2002年4月18日(木)<第160号> ■eエンジニアリング ○東芝キヤリアは、製品設計だけでなくデザインから金型設計部門を巻き込み、設計初期から後期まで3次元データを流用しました。その結果、 ・デザイン部門との連携(14日→3日) ・L/Tの短縮(40日→5日) ・コスト削減(40万/個→20万/個)に繋がりました(家庭用エアコンの場合です)。またCAEセンターでは各種の技術支援をしています。 < http://www.toshiba-carrier.co.jp/support/sis/6.htm > ※アバウト 東芝キヤリア< http://www.toshiba-carrier.co.jp/ > ○松下電子部品は、日本ビクターと新構造の多層基板を共同開発すると発表しました。(2002/1/5) 松下電子部品の基板製造技術はアリブ(ALIVH)、日本ビクターの基板製造技術は「ビル(VIL)」と呼ばれていますが、多層基板の中間層にアリブを、表層にビルを採用します。 ※アバウト 松下電子部品< http://www.maco.panasonic.co.jp/macoj/index.html > ○ブリヂストンは「電子粉流体」を開発発表しました。(2002/3/20) 次世代電子ディスプレー用の新表示材料で粒子と液体の中間的特性を併せ持つ新規状態物質を"電子粉流体(仮称)"といっています。 < http://www2.bridgestone.co.jp/hq/product/diversified/idnews/020320.html > < http://www.zdnet.co.jp/mobile/0204/12/bridgestone.html > ※アバウト ブリヂストン< http://www2.bridgestone.co.jp/hq/ > ■乱視点 ○リバースエンジニアリング リバースエンジニアリングがデジタルエンジニアリングに与える効果としては、製品の形状や構造を3次元CAD/CAMデータに加工し、コンピュータ上で正確に再現できるため、模型や試作品のデータから設計図を作ることが可能になりました。通常のモノ作りでは設計図をもとに模型や試作品をつくり、データを手直しする作業を繰り返えしますが、そうした手間を省けるのが大きなメリットです。 ※リバースエンジニアリング 【reverse engineering】 < http://www.e-words.ne.jp/view.asp?ID=2414 > □今月の推薦人□ 日本ベンチャー企業支援協会< http://www.jesa.gr.jp/ > 会長(公認会計士) 荻野 博司様<E-mail:mail@jesa.gr.jp> 「今、日本の製造業ではエンジニアが果敢に"限界設計"といわれる『最適設計』に挑戦しています。オプティワークスは、日本で初めて日本の製造業に携わるエンジニアを対象としたエンジニアのための『最適設計』に関する情報ポータルサイトを"エンドユーザの目線"でオープンしています。私はオプティワークスがいつも"エンジニア・エージェント"でありたいと思う企業マインドや事業内容を応援します。」 ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp ■ピックアップリンク ○伊藤忠メカトロニクスはリバースエンジニアリングシステムの提案をしています。 < http://www.itcm.co.jp/cc05b.html > ○3次元検査のツールおよびリバースエンジニアリングのツールの紹介です。 < http://ecust.isid.co.jp/public/products/moldflow/case/surfacer/surfacer.htm > ○福岡県工業技術センターはリバースエンジニアリング機能を持ったCAD/CAMシステムを開発しました。 < http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/seikajirei/kansyousen.htm > ○空調機器設計者の支援ツールです。 < http://www.toshiba-carrier.co.jp/support/sis/6.htm >
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