2002年2月12日(火)<第113号> <技術開発事例紹介> 流体動圧軸受け ○NTN株式会社< http://www.ntn.co.jp/japan/index.html > ハードディスク駆動装置(HDD)用モーターの主要部品です。流体動圧軸受けは回転時に鋼球ではなく液体で回転軸を支えるため、回転精度が高く、耐久性にも優れています。摩擦係数が減るため回転精度が高く、回転時の音もありません。 NTNはこの軸受け製造技術を開発。量産により製造コストを削減するため日本電産と開発・生産で提携しました。 ※日本電産株式会社< http://www.nidec.co.jp/ >はHDDモーターでは世界で約7割のシェアを持っています。 ※キヤノン精機< http://www.canon-prec.co.jp/new/topics2.html > <乱視点> < http://www.optworks.co.jp/market/cad/index.html > 立体動画CT ○東芝メディカル株式会社< http://www.toshiba-medical.co.jp/products/ct/index.html > 世界で初めて立体動画CTを開発しました。東芝は人体内を立体動画で観察できるエックス線コンピューター断層撮影装置(CT)を開発しました。立体動画CT技術の実用化は世界で初めてといいます。検査精度が格段に向上するうえ、将来は体内の画像を見ながら手術をすることも可能になります。診断装置だけでなく治療補助装置としての新市場を開拓します。開発したCTは0.5秒で1回転する間に幅約13cmの部分を撮影します。脳や心臓であれば数秒で撮影が可能で、検査もごく短時間で終了します。 東芝は医療機器部門を強化し、2005年には2600億円と見られるCTの世界市場で、30%のシェアと首位獲得を目指しています。新立体動画CTを世界戦略製品と位置づけています。 ※動画CT 人体の周りにエックス線を照射し、検出器でデータを収集して再構成後に立体動画を表示します。 ★ご意見・ご感想をお寄せ下さい。 info@optworks.co.jp < ピックアップリンク > ○フレミングの右手の法則(電流の流れる方向を知るには) < http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~eiymoti1/gijutu/shiryo/electricity/freming.html > ○フレミングの左手の法則(電磁力の働く方向を知るには) < http://okumedia.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/exp/melde/flemi.html > ○株式会社松田製作所(射出成形機用語)< http://mtd.co.jp/yoogo.htm >
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