|   2002年1月30日(水)<第105号>
 <ユーザ事例紹介>
 ○積水化学工業株式会社< http://www.sekisui.co.jp/ >
 設計3次元化の効果
 
 2次元設計の問題点
 ・製品形状の誤認が発生します。
 ・シミュレーションが利用できません。
 ・多くの製品案(モデル)の検討ができません。
 
 3次元化後は
 ・形状確認はデジタルモックアップで容易に確認できます。その効果は設計品質が向上、 DRレベルが向上しました。
 ・開発初期のコスト算出で重量計算・ショット予測ができました。その効果はコストの予測精度が向上しました。
 ・CGの効果は営業・カタログ・DR資料に利用が可能となりました。
 ・RPモデルは3次元構造体全て可能。その効果は製品評価レベルが向上、営業PRに利用しました。
 
 3次元CADと構造シミュレーションを連携すれば、
 ・3次元CADにアドインし、同一インタフェース上で操作が可能です。
 ・ソリッドモデル利用・メッシングレス解析ができます。
 (解析設定時間が短縮)
 ・形状の変更がダイレクトに反映できます。
 (形状・位相最適化機能の活用)
 ・ナビゲーション機能にしたがって操作できます。
 (解析設定で迷わない)
 
 <乱視点>
 < http://www.optworks.co.jp/market/cad/index.html >
 ○3次元CADの有効性(2次元と3次元の比較)
 ・デイジタルプリアセンブリ
 お客様は3次元CADを最大限に利用するために、一番大きな変更は以前のように重要な役割を果たす紙をプロジェクトの最終段階に持って来ることです。3次元CADを組み立てて、そこから直接プロトタイプを制作することです。できれば、全てを3次元CADでモデリングし、物理的なモックアップを減らすためにデイジタルプリアセンブリを実施することです。
 
 ・ラピッドプロトタイピング
 試作を減らすためにラピッドプロトタイピングを実施すること、3次元CADを利用すれば、メカニカルエンジニアリングと工業デザインに共生が生まれるのでコミニュケーションツールとして導入すること、複雑な部品も3次元データベースと幾枚かの単純化された寸法が書き込まれただけの図面を作成するだけでするだけで作成できるので、大量の図面を減らすことです。
 
 ・ビジュアライゼーション
 非常に複雑な形状の場合は、この形状を2次元CADを使って定義するのはほほ不可能です。元請業者が求めるものを下請け業者に明確に示すために、3次元CADで作ったモデルと重要な寸法を書き込んだ簡単な図面と一緒に使って下さい。
 
 ・アセンブリ干渉
 質量、重量、表面積など簡単に求められます。
 
 ・ラピドリーマニュファクチャリング
 製造エンジニアは3次元CADの製品モデルを取り出してすぐにNCデータを作り上げます。スクラップ率が大きく引き下がります。
 
 ・設計意図の伝達
 ソリッドモデリングを使い始めたばかりのユーザに勧める“最良な実践”はソリッドモデリングを使い過ぎないことです。
 
 ・ガイドライン
 シミュレーションや図面作成などモデル作成以外のことをするならばデータの上手な統合利用を確かなものとすることです。この場合、ソリッドモデリングと統合されたデータ管理システムが必要です。又、モデリングのガイドラインを作って下さい。
 
 ご意見・ご感想をお寄せ下さい。
 info@optworks.co.jp
 
 < ピックアップリンク >
 ○板金加工技能講座
 < http://www.ai-link.ne.jp/free/learning/kouza/04/answer/answer-p1.htm >
 
 ○金属プレス技術講座
 < http://www.seki-ss.co.jp/press/index.html >
 
 
 
|  |  ← Prev   News Index   Next→ 
 |