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 |   2002年1月29日(火)<第104号>
 <ユーザ事例紹介>
 ○キャノン株式会社< http://canon.jp/top.html >
 阿見事業所(茨城県阿見町)は複写機の生産拠点です。
 
 「中国と競うには人材で勝つ」
 ・スーパーマイスター(S級)
 機能優先で無理のある形状になったユニット部品は組み立て現場に負担を強いています。1,2回ならできても数100回、数1000回と繰り返せば、無理がたたって、組み立てスピードの低下や作業ミスを招きます。無理な設計でも製造現場に降りてしまってからでは修正はきかず、生産性の伸び悩みや不良品増加など見えないロスを生むます。
 
 キャノンがスーパーマイスターを販売現場居に置いた狙いは、販売先で機械がどうトラブルを起こすか、故障と顧客の利用形態の関係の把握にあります。複写機の中身を知り尽くしたスーパーマイスターにしか見えない問題を顧客の現場から発見してほしいとキャノンは期待しています。
 
 製造現場で技能を究めたスーパーマイスターが上流の開発と下流の販売に展開し、開発、製造、販売を有機的に結合します。スーパーマイスターは製造業としては新しい次元を目指すうえで最大の武器となります。
 
 ・セル方式の導入効果
 ベルトコンベアー・・・1万6000メートル撤去
 自動倉庫・・・25基撤去
 外部倉庫・・・8万へ平方メートル
 
 「作業員がレイアウトを工夫して見つけ出した空きスペース」
 同社は1998年から「大量生産」の代名詞だった一本100メートルに及ぶ大規模コンベヤーを廃止し、6人程度の作業員が一台の複写機を造りあげる「セル生産」への移行を開始しました。コンベアーは延べ1600メートル廃棄し、25基の自動倉庫を撤去。阿見事業所のようなスペース対策で、生産現場は総計38万平方メートル削減しました。大量生産から計画的生産への移行は、同社に300億円ものコストダウンを生んだ。中間在庫の削減効果は1000億円に上るといいます。
 < http://www.ibaraki-np.co.jp/contents/news/2001/feature/koujyou/13.htm >
 
 <乱視点>
 < http://www.optworks.co.jp/market/cad/index.html >
 ○3次元CADのデータ共有
 CADデータの共有などで開発期間約1年で第1号を完成させました。
 (従来は2年-2年半)
 
 ラフテレーンクレーン・自走式
 ○タダノ< http://www.tadano.co.jp/ir/pub/001116.htm >
 志度工場は走行部分は一括生産します。
 
 ○コベルコ建機< http://www.kobelco-kenki.co.jp/topics/wn2000/1116.html >
 久保工場ではクレーン部分と組み合わせて製造・出荷します。
 
 ご意見・ご感想をお寄せ下さい。
 info@optworks.co.jp
 
 < ピックアップリンク >
 ○株式会社オオヤマ(スタンピング成型)< http://www.oym.co.jp/stmp.htm >
 
 ○有限会社 ゼファ(室内の強制対流・冷房)(「Z-flow 」)
 < http://www.cityfujisawa.ne.jp/~ko_ysmr/zflow_ex3.html >
 
 ○住友軽金属工業株式会社(熱対策WebPage)< http://heapel.vinet.or.jp/ >
 
 
 
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