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2001年8月14日(火)<第13号>

◇CAEの最適化機能
【形状最適化機能】
    ↓
 http://nde.nikkeibp.co.jp/no011/hot03.html
 http://www.optworks.co.jp/market/cao/case/cao_jirei_01.html

<IMO>
しかし、CAEで節点単位に境界条件を設定しているため、節点の数や位置が 飛躍すると計算が成り立たなくなります。境界条件だけでなく、目的関数や 制約条件も節点を基本として設定してあります。
これらの問題を克服できなければ、最適化の繰り返し計算の途中で要素の 再分割を実行するのは難しいです。

DOMAIN法(形状最適化機能)
形状最適化を行う場合、複雑なモデルはなるべく時間をかけずに代替形状を 設定したい、形状変化に伴いメッシュ崩れを避けたい。 この課題はDOMAIN法に基づく形状変更で対応します。 例えば、9つのDOMAIN要素と8つの設計変数を用いて形状を最適化するなど です。

●条件設定のノウハウ(段階的に最適化)
従来の最適化アルゴリズムは初期解析モデルから連続的に変化していき、 最初の極値で収束します。設計変数に許した変化範囲をすべて検証する わけではありません。
そのため、最適解からかけはなれた初期解析モデルで最適化を開始すると 妥当な解が得られません。
(この問題を解析的に解決する方法は実用されておらず、使用者が意識的に 条件の異なったいくつかの初期モデルを作成する必要があります)。

ベーシスベクトル法(基本形状候補)
ベーシスベクトル法とは、オリジナル形状に対し設計が考えられる基本形状 候補(ベーシスベクトル)をベースとして、それらの組み合わせにより最適 形状を求める手法です。各ベーシスベクトルはそれぞれ重み係数を持ち、 重み係数を掛けることによりベーシスベクトルは形状変化します。最終的な 最適形状は重み係数を掛けたベーシスベクトルの和集合として表現されます。


◇モデリング機能評価
【スケッチ機能】
    ↓
 http://nde.nikkeibp.co.jp/no007/special1.html
 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/hicad/swstart.htm#model
 http://www.optworks.co.jp/market/cad/cad_sentei_01.html

<IMO>
以下の項目に注力して、自ら(設計者)の実力に合った3次元CADのツールをお選び下さい。
●スケッチ
1.作図機能全般

2.表示機能全般

3.参照平面・軸機能全般

4.拘束機能全般
(1)自動拘束
(2)負の寸法値使用
(3)シルエット線の利用
(4)スプライン曲線上点の寸法制御
(5)寸法値の関係式入力

●基本形状作成(ソリッド)
1.押し出し機能全般

2.フィレット機能全般

3.ドラフト機能全般

4.ブレンド(ロフト)機能全般

5.スイープ機能全般
(1)閉断面・閉ループ軌道
(2)開断面・閉ループ軌道
(3)閉断面・非正接ループ軌道
(4)スイープ終端を他フィチャーに正接
(5)スイープ終端を他フィチャーにマージ

●サーフェス機能
●履歴操作
●修正・変更操作
●表示制御

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