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2001年8月5日(日)<第9号>

◇ 熱伝導解析
【断熱板の境界条件】
    ↓
 http://www.nrlm.go.jp/section/Joho/HeatFluxMeter/HeatFluxMeter.html
 http://www.optworks.co.jp/market/cae/case/cae_jirei_03.html

<IMO>
Q.今、直方体のブロックに、熱源として円筒状のヒーターを差込んだモデルで、 このブロックの表面温度の分布を調べたいのです。ブロックの上面は空気、その他 の面は断熱板で覆われています。

この場合、境界条件はどのように設定するべきでしょうか?

Ans.
・断熱板の面の境界条件は無し。
・空気に接している面には熱伝達係数を与えます。
・熱源自体もある程度モデル化します(熱源の熱容量とギャップ熱伝導のため)。


◇3次元CADを阻むもの
【ソリッドデータ】
    ↓
 http://www.optworks.co.jp/market/cad/index.html#01

<IMO>
■3次元CADの必要性が叫ばれている割には実際に採用しているユーザーは そう多くありません。

Q.選択に失敗するケースがありますか。

A.失敗と云ってもシステムを1つ買った程度で済んでいます。問題なのは、現場の マネージャーが失敗を恐れてシステムの選定を延ばしていることです。 これはその会社にとって"背任行為"です。

コンピュータエイデイッドのメリットは「情報の再利用」です。設計の上流のところが2次元CADだと情報が足らないので、後工程では必ず情報を足していかなければ いけません。実に無駄が多いのです。

そう考えるとやはり、上流のところで、多くのデータ、つまりソリッドデータを作ることが必要です。

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