2001年7月28日(土)<第5号> 
 
◇他社がまねが出来ない技術  
【三津海製作所】(東京・大田区)  
 ●「小型真空ポンプ専業の三津海製作所」  
    ↓  
  http://www.mitsuvac.co.jp/ 
 
<IMO>  
三津海製作所は、昭和37年、初めて真空ポンプの製造を手がけ、紙幣計算機に  
使われる真空ポンプで世界シェア60%という強さを誇っています。  
(「ミツミの ポンプ」)  
 
国内の紙幣計算機向けの真空ポンプは、殆どが三津海製作所の製品です。  
 
真空ポンプの製造工程には手作業が多いのですが、ここでも技術の継承が  
行われています。今年入社した4人の若者のうち、一人は社長の孫。  
専務とともに親子孫3代で技を磨いているそうです。  
 
 
◇地域文化、気候、風土が育んだ伝統技術  
【日立笠戸】(山口県・下松市)  
 ●「卓越した技能者-鉄道車両」  
    ↓  
 http://www.hitachi.co.jp/recruit/jski/2k1010.html 
 
<IMO>  
最近の動向として、中核的地位を占めてきた基礎素材型産業も成熟してきており、  
それに代わって自動車・電気機器などの加工組立型産業が急成長してきています。  
その変化にあって驚くべきは「現代の名工」中、日立製作所笠戸工場に勤務された  
技能者が多いことです。  
 
日立製作所笠戸事業所では、鉄道車輌やプラントなどを作っています。新幹線や  
地下鉄といった電車、羽田などのモノレール、客車、貨車、ディーデル機関車で  
日立のマークが入っていれば、まちがいなくこの笠戸事業所で作られています。  
 
 
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