オプティワークスが考えるCAE（Computer Aided Engineering)は設計段階から解析シミュレーションを行うことの重要性が高まるなか、解析知識に乏しく、解析業務の経験も少ない設計者を対象としています。従って、現在、設計者が日常使用している3次元CADとシームレスに連動する解析ツールを中心にして、設計者のスキルアップと設計・製造の効率化の方法を提案します。

【CAE導入の成功例】

Step 1

・電卓や表計算と同等に使いこなされるCAEであること

・"考え"、"描き"、"見て"、"判断する"道具として究極の割り切りが使いこなしの
"こつ"である (必要とあれば高度な解析まで使いこなすのがプロの設計者である)

・設計者を的確且つタイムリーに支援する体制があること

Step 2

・タイムリーな設計判断ツールとして活用されるCAEであること

・設計者と解析技術者が完全協調でCAEを活用すること

Step 3

・設計の基幹ツールとして位置づけられたCAEであること

・ルールで強制したCAEを利用すること

・新入社員時に厳しいCAE教育を実施すること

【CAE導入の失敗例】

・おおらかな会社はNG
(大枚を投じてCAEツールを拡充したが"だれも使わない"と笑っているマネージャがいる会社)

・"精度" "精度"と「○○の一つ覚え」の設計者がいる

・"設計者が解らない言葉"を喋り"設計の言葉"を理解できない解析技術者がいる

・はじめから自分達では使いたくても使えないと諦めている設計者がいる

【設計者にとってのCAEとは】

・短時間に目的に即した精度で結果を得られることが必須要件
【構想設計段階でCAE活用を成功させるには】

・攻めの活用"解析主導型製品開発"
(「後で手直しをすれば良い」はだめだめ!)

【構想設計段階でCAE検討を成功するには】

・"レスポンスの早さ"

・"信頼性の高い結果"

・"容易に使える"

・"的確なアドバイスを受けられる環境"

・"利用環境の整備"

・"解析モデルを検証する手段の確立"

・"解析インフラストラクチャの整備"
(余裕を持ったハード台数・ハード性能)

・"高度な数値シミュレーションも設計者自身で"

【構想設計段階でCAEが使いこなせる設計者の要件】

設計者全てがＣＡＥツールを使いこなす必要はない

・"自分自身でモデル化が出来る設計者"

・"そのために必要な教育体制"

・"自分自身で結果の評価が出来る事"