2010年1月7日(木) <第2386号> 
 
                       − Aの囁きを聴く −  
 
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。 
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。  
 
716.「勤務時間中は、定められた業務に専念し、業務外の行為をしないこと」 
多くの企業は、就業規則において、このように定めている。服務規律において職務専念義務を定め、これに違反した場合は相応の懲戒を科すことになっている。 
ところがこれは建前で、中小零細企業の多くでは、勤務時間中の私用は日常茶飯に行われている。管理者不在のため私用電話を、雨が降ってきたので洗濯物を取り込みにちょっと自宅へ、あるいは外回りのついでに買い物を、という具合である。不払い残業代を取り戻すかのように、見えないサボタージュが増殖している。 
これに対し、使用者も規則通りに対処するのではなく、見て見ぬフリをするケースが多々ある。 
これでいいのか? 
 
717.自分のパフォーマンスを守ろうとしていませんか? 
自己弁護的な発言と行動が繰り返されている。 
具体例としては、 
・教え方がお粗末な教師は、その責任をひたすら生徒に押しつけている。 
・親は、自分の子どもの非行を学校の責任だと非難する。 
 
718.利益を上げられないCEOは、その見る影もない経営成績を経済環境のせいにする。 
利益を上げているCEOは、経済の後退局面といった困難な状況に対して、2倍働くことによって、それに立ち向かっている。 
 
719.飲み込みが遅くはないですか? 
役員会議や企業の研修クラスでは、必ずこの手がいる。 
 
720.自分にできないことを思い悩むときは 
そこで思考が止まってしまい、前に進まない。自分にできることを考えているときには、将来のビジョンがある。ビジョンがあると、自分の才能によってどの方向に進める可能性があるのかが考えられるようになる。 
 
           − 明日(1/8)は『721.仕事の最中に燃え尽きていませんか?』 −   
 
 
<バックナンバー>  
711.本物の男は失敗しない。 
712.遠回しな言い方や間接的な表現はよくない。 
713.会社の活力を生かすためには、若手に権限を委譲する。 
714.「みんな」という言葉は、意外に効果がある。 
715.自分たちの弱点をすべて直そうとすることこそ 
716.「勤務時間中は、定められた業務に専念し、業務外の行為をしないこと」 
717.自分のパフォーマンスを守ろうとしていませんか? 
718.利益を上げられないCEOは、その見る影もない経営成績を経済環境のせいにする。 
719.飲み込みが遅くはないですか? 
720.自分にできないことを思い悩むときは
 
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