2009年10月5日(月) <第2292号> − Aとのコミュニケーションをデザインする − 11.魚売り場の店員 スーパーの対面式の魚売り場での出来事である。 数人の高齢の女性が話しながら氷の上に並べてある魚を何匹も素手で触っていた。 衛生的に問題があると思い、注意をしようとした。 魚売り場の店員もそれに気づいた。 しかし、店員は注意するのではなく、客の気分を害さないように声をかけた。 「手が汚れますよ。欲しい魚があれば僕が選ぶから言ってね。 魚は冷たいし、手をふくものもないでしょう」 言葉一つ、注意をするときは、トラブルにならないように、お互いに良い気分で 解決していくことが大切だと思った。 − 明日(10/6)は『12.不安はあるが暗くはない家族』を掲載します − <バックナンバー> 00.子どもの心をつかむ 01.事例 02.コンビニの店員の心をつかむ? 03.レストランで接客している女性 04.職場で具合の悪そうな部下を見つけた上司 05.「わかりません」と答える研修医A 06.不定愁訴(”愚痴外来”) 07.聴き遂げる 08.真摯に耳を傾ける 09.外科医と患者 10.年配の男性のお客
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