2007年9月13日（木） <第1985号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「受験勉強を楽しもう」

　　　　　　　　　　　 −　受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う　−

＜有名中学の受験に成功した多くのお子さんとご家庭の実態＞(連載)

日本が技術的進歩の裏で、"忘れた"ものがあります。それは『家族同士の団欒』と『地域とのコミュニケーション』です。

家族が一緒に夕食を食べ、ひとが気軽に出入りする「サザエさん」の茶の間、
映画「ALWAYS　三丁目の夕日」に見られるような、昭和の家庭の「狭いながらも楽しく開けた我が家」。

有名中学に合格したおうちのほとんどが、普通のおうち以上に、お子さんがお父さんお母さん兄弟と仲良くコミュニケーションをとっていました。

「子どもたちが子ども部屋で勉強をしない」「お母さんがいる。リビングやダイニングのテーブルやちゃぶ台で勉強している」

『家族同士の団欒力』、いいかえれば、それは『コミュニケーション力』なのです。

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　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　-　『高校生』編　-
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【15】徹底的に褒めまくる
大事なのは生徒を勉強させ成長している気にさせることです。
簡単な練習プリントを反復させ100点取らせて徹底的に褒めまくり、定期テストでは前もって問題を教え、これも高得点を取らせます。

席に着く--->>>問題を解く--->>>点数を取る

このサイクルを繰り返せば、生徒は自分がちゃんと勉強し、成長していると実感できるようになります。成長を実感できれば、学校へもちゃんと来ます。教室にいても居場所がないような違和感を持たなくなります。

机に座って、授業を受ける普通の高校生の姿に戻れます。生活の乱れも改善され、ケンカやトラブルが減る、学校の空気が平穏になる・・・。

ちょっと、勉強させるだけでこんなに変わります。

＜バックナンバー＞
『総合』編
【01】古文・漢文から解く(『国語』編)
【02】客観性を持つ(『国語』編)
【03】「右」を表現する(『国語』編)
【04】総合的な英語力が問われる(『英語』編)
【05】基本的な文の構造を理解する(『英語』編)
【06】読むより作る(英作文の鉄則)(『英語』編)
【07】「追い読み」がベスト(『英語』編)
【08】英文は訳しながら読まない(『英語』編)
【09】数式を美しくする(『数学』編)
【10】頭の中で解きながらスタートをイメージする(『数学』編)
【11】全体の見通しを立てる(『数学』編)
【12】左から右へと縦に進む(『数学』編)
【13】自分で問題を作る(『数学』編)
【14】最初の生徒指導が重要(『高校生』編)

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