2007年9月11日(火) <第1983号>
「受験勉強を楽しもう」
− 受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う −
賢い子ども
知識を活かせる子どもは賢い子どもです。賢い子は過去の知識や失敗からピンチの切り抜け方がうまいが、頭はいいけれど賢くないという子どもは、困難を乗り越えることができません。
要領がいいという子どもは、他人に対してではなく、自分に対して貢献しています。自分にも良くて、相手も喜ぶという行為ができること、それを世間では「賢さ」といいます。
自分のためにやった行為は賢いとはいわないのです。自分に枠をはめず、自由に枠組みを変えられる子どもは些細なことなど気にはせず、賢いのです。
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- 『数学』編 -
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【13】自分で問題を作る
数学の問題に取り組むとき、一度問題を解き終えたら、次は問題は解かずに答えを読みます。
一度解いた問題の解答を読みながら、どんな問題だったのか想像します。
これにより1つの問題を違う方法で二度繰り返したことになります。
これよりもっと効果があるのは、自分で問題を作ってそれを解きます。
与えられた問題を解くのは受動的ですが、自分で問題を作ることは積極的な勉強法です。
それは問題を作るときに答えを想定するから一度考えることにつながります。
一度で2倍の効果があり、記憶に深く刻まれます。
なぜなら、それを解くときには、もう一度考えるから二度問題を解くとことと同じになり、2倍の効果があります。
<バックナンバー>
『総合』編
【01】古文・漢文から解く(『国語』編)
【02】客観性を持つ(『国語』編)
【03】「右」を表現する(『国語』編)
【04】総合的な英語力が問われる(『英語』編)
【05】基本的な文の構造を理解する(『英語』編)
【06】読むより作る(英作文の鉄則)(『英語』編)
【07】「追い読み」がベスト(『英語』編)
【08】英文は訳しながら読まない(『英語』編)
【09】数式を美しくする(『数学』編)
【10】頭の中で解きながらスタートをイメージする(『数学』編)
【11】全体の見通しを立てる(『数学』編)
【12】左から右へと縦に進む(『数学』編)
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