2007年8月23日(木) <第1964号>
「受験勉強を楽しもう」
− 受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う −
子どもをほめることが大切なのはよく言われています。もっと大切なのは子どもが自立し、自分で知的好奇心を満たすように促すことです。
子どものやる気を出すために玩具やお金など報酬を用意してはいけません。子どもが報酬のためにのみ努力するようになってしまうからです。報酬がなくても、知識を得る喜び、達成する喜びを自分で味わえるようにならなくてはいけません。
そのための重要なキーワードは「自分」という言葉です。子どもの会話に「自分」という言葉を挟んで自立を促します。たとえば、「自分で調べてみよう」「自分で完成させてみよう」という感じです。他人に促されなくても努力する人間が一番成長するのです。
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- 総合編 -
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【06】ストリー仕立てにする
物理や数学など現実離れしてて抽象的で頭に入りにくい学問は「絵の印象」と「語呂合わせ」で覚えます。また「関連付け」と「強調」も活用します。
たとえば次の単語を2分間見て順番に記憶してください。
「新潟、コーヒー、カメラ、手帳、電話、タクシー、温泉」
<回答例>
【新潟】に旅行して、駅で【コーヒー】を飲み、【カメラ】で記念写真を撮ってから、【手帳】を調べて、地元の友人に【電話】、【タクシー】に乗って【温泉】へ・・・。
こんな風にストリー仕立てにしたら頭に無理なく入ってきます。
<バックナンバー>
【01】勉強とは合理性と効率だ
【02】ノートを汚して教科書を汚すな
【03】すぐには問題を見ない
【04】空気に包まれてみる
【05】徹夜は絶対にしない
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